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12月28


 

12月28日
「常春の国マリネラ・・・」で始まるのは、あの有名マンガ『パタリロ』ですが、今、我々の周りは「常夏の国」状態です。そう、オフィスが暑いのです(爆)。
大所帯で人口密度が高いのに加え、開発機材が発する熱がまるでボディブローの様に・・・。ふと気がつくといつも温度計が30度を超えています。こりゃ暑いはずだ。毎日毎日後ろの席のにせヒデ「ビール!ビール!」と叫ぶはずだ(笑)。

まあ、別の見方をすると、我々の『決戦II』にかける熱意が室温にまで反映されているのかもしれません。きっと、+0.5度位は貢献しているでしょう。

というわけで、本年最後の日記がまるで季節感のないものになってしまってすみません。なにはともあれ、みなさん、良いお年を!

by あつみっち

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12月27日
開発日記といっても、『決戦II』での私の仕事は一言では表現しづらいものがあったりする。オープニングムービーを編集したり、販促ビデオを作ったり、タレントさんのテクスチャー用の写真を撮ったり、ステージオープニングを監修したり、中山エミリさんのシーンの合成をしたり・・・・・・。

その中で今回は、ちょっと前の話になるけど、 テクスチャー用の写真を撮った時にお会いしたタレントさんの 「印象日記」ってことで書いてみようと思う。

中山エミリさん(撮影の合間に、スタジオで)
当日は午前中に山本寛斎氏のファッションショーに出演していたにも関わらず疲れた顔一つ見せなかった。演出の片岡氏の指示も的確にこなし、予定よりも延びるだろうといわれていた撮影もサクサクと時間内に終了。頭の回転が速いのにはほんと、驚いた。しかも頭、ちっちゃいし。かわいいし。みんなに笑顔の、素敵な人でした。

市川染五郎さん(発表会のコメント撮影の合間に、ホテルの一室で)
当日は芝居の稽古の合間を縫って来ていただいた。とても落ちついていて、静かな方だった。こちらのお願いにも一つ一つ丁寧に考え答えてくれる様子に、貫禄を感じた。ほとんど自分と同い年の筈なのに・・・・・・この違いは、なに?

佐伯日菜子さん(セリフ録音の合間に、スタジオで) 
伊丹十三監督の『静かな生活』で透明感のあるとてもいい演技をしてるのが印象にあり、はっきりいってファン。スタジオのセリフ録音終了直後だったので、半分役に入っているといった感じだった。最近ではテレビでよくミステリアスな役を演じているが、実際はとてもユーモア溢れる人でギャグを連発していた。よけい好きになった。

宮川大助さん(発表会のコメント撮影の合間に、社内応接室で)
ものすごく博学な方で、コーエー社内に点在する芸術作品の意味を解説してくれた。ちなみに社員でその意味を正確に知る人は私を含めほとんどいなかった・・・・・・。

とまあ、こんなかんじ。

『決戦II』マスターまであと少し。みなさまに喜んでいただけるものを作るために最後の追い込みが始まっています。期待していてください!

ということで仕事に戻ろっかな。

by S・ウナムー

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12月26日
もう今年も終わりだとか今世紀末だとか、そんなことを感じる余裕も無く交わされる会話といえば、
「あ、もう○日だ!あれ、先週なにやってたっけ?」
というかんじの毎日ですが、去年の今ごろも『決戦』で大変だったなぁと懐かしく思います。
去年と違うところといえば『Winnig Post 4 MAXIMUM』でちょっぴり馬をやったばっかりに、今年はなんでか馬ばっかり作ってるということです。

『決戦II』はキャラも派手ですが、それに負けず劣らず馬も派手です。500人の兵士なんかに埋もれさせません。ええ、柄物好きの名にかけて。

そういえば最近、日曜の競馬中継見ちゃうんですよね・・・。しかもなんとなく。あああ、乗り物師になるつもりなんてないのになぁ。

by しげろう

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12月25日

『決戦II』発売当日の朝。新宿のとある量販店に出向いた私は、その行列に驚かされた。全ての人の視線がまだ閉ざされた入り口に集中し、固唾を飲んで開店の時間を待っている。やがて、8時の時報とともに開店した店内に人々が殺到し、我先と言わんばかりにお目当ての『決戦II』を手にしてレジに向かう。少し離れたところで、それを見ていた私は、これまでの苦労が走馬燈のように脳裏をよぎり、ジッと涙をこらえていた.....。その後も順調に売れていく光景を、感動しきりに見守る私の目に一筋の閃光が飛び込んできた。その眩しさに顔をしかめ、天井に視線を移した私は、はっと気づく。そこが家のベッドの上であることを。そして時計の針が11時を指していることに。そう、今日は『決戦II』の記者発表会。
準備等々で9時半入りをしなければならない私は、当然の事ながらすっかり遅刻。当日の朝4時過ぎまで準備していたなんて、そしてその前の日も深夜1時過ぎまで働いていたなんて、とても言えず、ただひたすら申し訳なさそうに会場入りしたのでした。今思えば、あの開店時の‘時報’は神の救いだったのか.....。

by フクザワ・エイ