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10月16日 10月17日 10月18日

10月19

10月20日
 

10月20日
私は、去年も今年も決戦です(いろんな意味でね)。
現在の決戦IIの進行状況は、以下のような感じです。

ある兵士の日記

○月×日
今日は、みんなで汝南のお山にピクニックに行きました。
天気がよかったので、お弁当を広げて、500人全員で食べました。
去年は自分も含めて100人だったのに、お友達が5倍も増えて、とても楽しかったです。
いつもは、雷に打たれたり、竜巻に巻き込まれたりしているので、こんなうららかな日が続くといいなと思います。
明日は、みんなで、川泳ぎで遊ぼうと思います。
(本当は川に入れませんし、泳げません・・・)

早く、できあがって、みなさんに遊んでもらえるようになるといいなあ・・・

by こいたろ

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10月19日
つい最近まで、アプサラスの制作日記を書いていたと思ったら、今度はこちらでも書くことになりました。さて、早速「決戦II」についてですが、私は音に関わる話を中心に書いていきたいと思います。
まず、音楽ですが、前作と同様小六禮次郎氏にお願いしています。「決戦」シリーズの音楽のウリは、なんといっても本物のオーケストラサウンドだということですね。今までのハードでは、なかなか技術的に難しかった部分をPS2では克服し、さらにDVDという大容量のおかげで、ゲームの音楽すべてを生演奏にすることができました。
もちろん「決戦II」もオーケストラサウンドです! 演奏者の人数も80人を超える大編成になりますので、さらにスケールの大きな音楽になることでしょう。録音場所も、日本の録音スタジオではそれだけの演奏者が入りきらないため、モスクワまで遠征することになります。ゲームの舞台を三国志の世界に移した、新たなる決戦サウンドにご期待下さい。

by 横田 マヒト

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10月18日
二人の子供の運動会がバッテイングし、妻は幼稚園、私めは小学校に行くことに・・・・・・。
で、当日。私めは、ビデオカメラマンの役割をこなしつつ、午前の部終了。
さあて昼食だ!ってんで、まわりを見渡せば、あらら、99%は家族で団らんしながらのランチタイムじゃないですかい。
それに比べて、こっちは父ひとり子ひとり。小学校校庭の隅っこに座り、子供と二人でおにぎりを食べる。頭に浮かぶは小津安二郎の「父ありき」という映画のワンシーン。

しんみり、そしてトホホ・・・・・・。秋だなあ。

by アキラ☆

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10月17日
ネットワークゲームチームHPの日記コーナーで、私の駄文をお読みになっていた方もいらっしゃるかと思いますが、こちらでも日記を掲載することとなりました。改めてよろしくお願いいたします。
さて、このプロジェクトで私がディレクターになってから半年以上が経過しましたが、今振り返ってみると本当にあっという間に時間が過ぎていきました。いろいろお話したいことがあって、何から話してよいのか整理がついていませんが、まずは企画立ち上げ当初のお話(桜の花が咲いていたころ)からしたいと思います。

(回想)ある日の社員食堂。いつものように昼ごはんを食べる我々

あつみっち:
「たけちゃん、今度、『決戦II』なんだって? ぐははは (^o^)丿」
たけぼう
「そうなんですよ〜〜。久しぶりに出社したら(※1)こんなことになっているとは・・・」
ネオごん太
「大変そうだけど、がんばってね〜」(※2)
あつみっち:
「そうそう、がんばってね〜」(※3)

※1:PS版の『大航海時代IV』が終わり、長期休暇を取っていたたけぼうであった
※2:自分とは無縁の世界だなあといった顔の『アプサラス』ディレクター
※3:同じく、他人事の私

そう、このとき私は、この数日後に自分に訪れる運命にまったく気づいてなかったのでした。

数日後(@アサリがおいしい日吉の某居酒屋)

あつみっち:
「たけちゃん、ちょっと相談したいことが・・・」
たけぼう:
「な〜に?」
 (しばし沈黙)
あつみっち:
「実は、おれも『決戦II』なんだ・・・」
たけぼう:
「ぎゃははははは(^○^)」 × 3分間

数時間後(引き続き、日吉の某居酒屋)

あつみっち:
「だから決戦は群れが・・・○△×※○△×※○△×※(酔っていて覚えていない)」
たけぼう:
「題材は何なのかな???○△×※○△×※○△×※(酔っていて覚えていない)」
あつみっち:
「また、あの笑えるダンスがあるのかなあ??○△×※○△×※○△×※(酔っていて覚えていない)」

 (だいぶベロベロになり、話が噛み合わないながらも『決戦II』について熱く語る2人)

そう、私にとっての『決戦II』はこのようにスタートしました。なつかしいですね〜。
この後、たけぼうとは、日夜ミーティングを持ち(時には場外戦も交え(^^ゞ)企画案をまとめていったのでした。

・・・つづく・・・

by あつみっち

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10月16日

決戦IIって、スゲーおもしれーよ」て言われることだけを夢見て、開発チームは日夜PS2と格闘中です。 そんな彼らの合戦模様をこれからお届けいたします。忙しさと睡眠不足を克服し、はてさてどんな話が飛びだすか、 毎日連載が続くのか、いささか心配な気持ちを抑えつつ、私も早く読んでみたーい、 みんなの涙と笑いのハチャメチャ爆裂日記を。ということで、開発者日記の、始まり始まりい。

プロデューサー シブサワ・コウ

記念すべき開発者日記第1号というのにちょっと肩すかしかもしれませんが、つい半年前まで、つまり今年の4月まで、私がこの作品のメインの企画担当になるなんて、露とも思ってませんでした。

足かけ2年となった大航海シリーズが一段落ついてようやく人心地。次回作の構想を練ってた所に、いきなりの転部辞令。そして、シブサワ・コウ氏から渡された「決戦II」の構想メモ。発売は・・・・・・今冬!今すぐにでも企画書を上げないと、社内スタッフ総動員しても間に合わないスケジュールではあ〜りませんか!

まさに寝耳に水というか、晴天の霹靂(へきれき)というか、あの超大作の続編を創ることになるなんて!
さらに、設定を聞いて二度ビックリ。テーマは「愛と戦い」。 なんと貂蝉が劉備の○○○○で、ヒミコが曹操軍の妖術師!常人の発想を遙かに凌駕したこのシブサワワールドを、いかなるゲームシステムに組み上げるのか?

めまいにも似たカルチャーショックを受けながら、しかし、ここで私の中にフツフツと沸き上がるものがありました。
「フル3D、フルボイス、そして群れ制御・・・・・・この決戦シリーズなら、少なからず三国志のゲームを創ってみたいと思って溜めてたいくつかのアイディアを実現できるかも! これは千載一遇のチャンスだ!」
こうして、これまた私と同じく突然ディレクターの大役を拝命したあつみっち氏と喧喧諤諤(けんけんがくがく)の企画立案セッションに突入したのでした。

このように最初から驚愕の嵐で始まったこのプロジェクトなのですが、近頃はこの決戦チームのスペシャリストぶりにたまげる毎日です。数年前まで私のつたなき夢でしかありえなかったことが、次々と画面内に表現されていく驚きをここに書き切ることはできません。最初は、「あれだけの開発期間で見事「決戦」を創り上げた奇跡をもう一度起こさねば「決戦II」の完成はあり得ない」などと考えていましたが、今はあれは奇跡でもなんでもなかったんだと確信しています。

by たけぼう

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