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第四週
11月6日 11月7日 11月8日

11月9

11月10日
 

11月10日
『決戦II』のキャラクターモデルを作り始めて早3ヶ月。もう、秋ですかー・・・短い夏だった・・・。セミの泣き声が、夏を惜しむ社員の声のようだった・・・。
ミーン、ミーン、ミーン、エーン、エーン
それにしてもキャラクターたちが、紅白歌合戦の小林幸子氏や美川憲一氏のように派手好きなので、衣装を作っている我々は大変であります。彼らは動きやすさよりも、目立つことを優先するので、ときには鎧を強引に曲げて動く奴もいたりします(笑)。女性キャラにいたってはバストにシリコンをいれ、CカップからFカップゴールドまでアップしたキャラもいたりします(うそ)。

おお、おまえらー(注:自らが作成したキャラモデルに対する呼びかけです)、CGだからってなんでもできると思うなよー。ジャッキー・チェンは「僕はCGには頼らない。」ってがんばってるんだぞ。でも、しっかり活躍して目立って来いよ。お父さんはおまえらの融資、もとい勇姿をたのしみにして・・・・・・  ごほっ、ごほっ・・・・。うう、持病が・・・

by ブルー・スリー

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11月9日
ベルファーレでの制作発表会、ゲームショウと、なにかと皆様の目に触れる機会の多い『決戦II』ですが、そこで実機デモをご覧になった方も多いかと思います。
実は私は、この実機デモの作成、特にインターフェース部分に携わったという理由で、制作発表会当日の操作係という大変名誉な役を仰せつかったのです。リハーサルではシブサワプロデューサーの「戦闘開始!」の掛け声とともに竜巻がうねりを上げるというトラブルもありましたが、本番ではつつがなく進めることができ、めでたしめでたしでした。
と、ほっとしたのもつかの間、今度はゲームショウでも操作係をやることに(いつのまにか)決まっていました。しかも今回はステージに立ってイカス衣装に身を包み、「地割れはできません」という台詞まであるという、しがないプログラマーにはいささか酷な内容でした。本番前は結構緊張しましたが、司会のお兄さんの軽快なトークもあって場も和み、こちらも何とか無事終了することができました。

その後は普通のプログラマーに戻り、思い通りに動いてくれない兵士に悶絶する日々を過ごしております。

by ノヴヨシ

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11月8日
本職はモーションデザイナーでありますが、宣伝材料用のキャラクターの静止画作成などといった作業も時には舞い込んできます。この静止画作りは相当楽しく、お気に入りのキャラクターのポーズをつけるときなどは時間を忘れてのめり込んでしまいます。
しかし、楽しいのも時と場合によりけりです。今のように本業(モーション作業)がたいへんな時期に、「×日の午前中までにね」などと言われてしまうと、ただでさえ少ない脳味噌のバッファがウッキ〜!な状態になってしまいます。

さて、完成したキャラクターの静止画はすべてシブサワプロデューサーのチェックを受けます。そうです、プロデューサーはこうした静止画の隅々にまで目を通すのです。半端なものを世間の目に触れさせるわけにはいかない、という意気込みがヒシヒシと伝わってきます。チェックを無事通過すればよいのですが、万一「ここが、ちょっとね・・・」などと言われてしまうと、さあ大変です。締め切り時間もなんのそのの、修正であります。
こうした苦労を経て、ポージングを行ったキャラクターたちがゲーム誌面などに登場すると、がんばったかいがあった、もう少しここをこうすればよかった・・・などといった様々な思いが浮かんでくるわけです。

そんな私の精神のバランスを保つためのマストアイテムは「本上まなみの極私的京都」、「本上まなみの極私的大阪」です。癒されます・・・。

by よすふく

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11月7日
8月某日、私は生まれて初めてアフレコ現場を見学しました。自分たちの書いた台詞を役者が叫び、笑い、泣く!
これだけでも大感激ですが、何より私を熱くさせたのは演出の片岡氏の的確なアドバイスとそれに演技で答える役者の皆さん。片岡氏が、役者の能力を次々と引き出していき、役者の演技もどんどん熱を持ってくる!例え姿が見えなくても、そこには確かに『決戦II』の登場人物たちが魂を持って存在しているのです。ゾクゾクッとくる瞬間でした。
そして今、吹き込まれた魂たちは、コーエーの誇るデジタルアルケミスト達によって、CGによる肉体とモーションを手に入れています。
後は彼らの活躍する場を自分たちが与える番です。楽しみに待っている皆さんの元へ、彼らの活躍を熱い魂と息吹をそのままに届けたいものです。
さて、私が以前所属していた「TEAM-INFINITE」の処女作『Zill O'll』(RPG。PlayStation)が「コーエー the Best」として12月7日に登場します。定価2,800円(税抜)でお手ごろ価格になったので未体験のかたは、ぜひ体験してみてください。

by 赤シャツ鬼平

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11月6日

今日、ようやく孫権(ソンケン)軍の旗艦(軍船)のデザインが完成しました。これまで曹操(ソウソウ)軍、劉備(リュウビ)軍の旗艦をデザインしてきて、旗艦デザインシリーズもこれでやっと完結・・・・・・。結構大変でした。
でも大変って以上に、やっていておもしろい作業でしたね。
デザインは殆ど自由にやらせてもらえたし、いろいろなアイデアも盛り込めたし、それに全長100mを超える中国古代の船のデザインなんて、めったにできないですからね。いい経験になりました。
旗艦の中でも孫権(ソンケン)の旗艦はかなり悩んでしまいました。「何かに似てる」「どこかで見たデザイン」にどうしてもなってしまうんですね。オリジナルで個性的でおもしろいデザイン・・・。これって結構大変だなって、あらためて実感しました。
そんなこんなで自分でおこしたデザインが、どんな形でゲームに登場するか・・・。自分でも結構楽しみです。

by なだ