

島崎3領土に対して花子2領土で向かえた第4戦。「このまま勢いに任せて勝ちたいですね。ってか負ける要素ないでしょう」と勝利を確信する島崎に対し、「椅子さえ蹴れれば……」と連敗が影響してかプレイの方向性がおかしくなってきている花子。ここまで頑張ってプレイしているので、リアルな妨害技による一発敗北だけは避けてほしいところです。
これが最終戦になるかもしれない第4戦目のマップは洛陽。円形の兵站がつながっており、配置によってはいきなり本陣に攻め込める可能性もある。気になる拠点の配置だが……お互いに本陣に乗り込むには1拠点ずつ制圧しなければならないようだ。しかし、島崎が防御拠点を制圧すれば本陣に乗り込めるのに対し、花子は最速で敵本陣を目指すには兵糧庫を通らなければならない。ここにきて運をも味方につけた島崎。これは勝負あったか……?



「兵糧庫を通る花子はきつそー」とのギャラリーの予想を覆し、花子は凄まじい手数の連攻撃で兵糧庫の拠点耐久力を減らしつつ、消却、瞬動を連発。「邪岩で止めを刺してやろう」とポイントを溜めていた島崎が逆に窮地に陥り、島崎の進軍が大幅に遅れてしまう。「(消却でポイントが消されてしまうため)もう邪岩は使えない」と判断した島崎は、瞬動、牛歩を併用する作戦にシフト。花子が敵武将の対処に追われているスキを突き、島崎は拠点を制圧、本陣への道を確保した。
それに遅れること十数秒、花子も死に物狂いで兵糧庫を制圧、島崎に追いついた。しかし、時既に遅し……花子が本陣攻略を始めてわずか10秒足らず、島崎は敵総大将・諸葛亮を引っ張り出す。「あー蹴りたい蹴りたい! 椅子蹴りたい」もはや禁断症状のように椅子キックを連呼する花子。「No! No!」と中村屋の制止もあり、何とか最悪の事態は免れたものの、島崎の優勢は変わらず。花子が総大将を引っ張り出した辺りで島崎が先に諸葛亮を撃破。見事4領土目を手にし、花子の泣きの1回は島崎によって打ち砕かれたのだった。
勝利者インタビューに対し「最初はちょっとヒヤっとしましたけどね。まぁそこは見せ場を作ってあげるという紳士の優しさでしょうか」と満面の笑みで答える島崎に対し、まさかの2連敗となり、「もう1戦……もう1戦」とうわ言のようにつぶやく花子。消却で技を封じ、連攻撃でひたすら攻めるという作戦は見事だったが、あと一歩及ばなかったようだ。しかし、このまま続ければ、花子が勝ち越すまで勝負が終わらないと判断し、島崎ヤヒロ2連勝という形で対戦モードは終了となった。
