

乱世デビューをする前に、とにもかくにもまずはエディット武将を作成しないといけません。エディットできるパーツは……と(説明書をぱらぱら)、性別、顔、体形、声……ふむふむ。かなり細かいところまでエディットできるようですね。作り方一つで呂布に匹敵するような大柄の男性武将から、孫尚香のように武と容姿を兼ね備えた才色兼備の女性武将も作れるようですが、「自分がこんなに可愛かったらいいなぁ」という理想をこめて、女性武将を選択します。小柄で細身の女性が大剣を振るう姿には若干の違和感を覚えますが、そこはギャップにグっとくる! という方針で何とかお願い致します。
方向性が決まれば、次はパーツ決めです。女性武将を作るときにもっとも気を遣うのが顔のパーツだと思うんです。だって、自分の理想的な出で立ちを投影したいじゃないですか。適当に作るだなんて言語道断! すでに武将エディット時から戦争は始まっているんです。とはいえ、選べるパーツが多く、苦戦は必至。慎重にイメージどおりの顔を構築、構築っと。
続いては見た目に大きく影響する防具。防具はやっぱりミーハーな感じと、女性らしさを強調したいという願いもあったので、オープンな服装を選択。涙ながらに重厚な鎧兜は避けました……。左右に跳ねた髪型もあいまって、「うーん、三国志の世界にすごい斬新な姿の女性武将が現れたなぁ」と感心しちゃいました。
容姿のエディットが終わると、次は武器。先述しましたが、可憐な女子が身の丈もありそうな武器を振るって世の男を魅了&圧倒する! が今回のコンセプトです。そこで候補に挙がったのが夏侯惇、関羽、馬超、孟獲の4名のモーション。どれも甲乙つけがたかったのですが、見た目のインパクトからここは孟獲をチョイスしました。重そうな石柱でも軽々と振り回す最強の肉食系女子が爆誕しました!


外見の次は声の設定です。どうせなら男性たちを甘く挑発するような声にしたいなーと思い、「妖艶」の少し高めの声をチョイス。サンプル音声を聞いてみると、もうバッチリ! これで世の男性たちはイチコロでしょう。
外見やら声やら、イメージのエディットに次ぎましては能力の決定です。花子は石柱を振り回しているんだからひ弱なわけがない! と一喝し、一撃に優れた重量型をチョイスしました。このように武器に合わせてタイプを決められるっていうのもエディットの楽しさですよね。弓や剣のように軽やかな武器なら移動速度の高い攻撃型、石柱や大剣といった一撃に特化するなら重量型といったパターンが楽しめます。
ほうほう、特殊技も自由に決められるらしいですね。重そうな武器でも軽々と使いこなす女性というのが今回のコンセプトですので、ここは神速をチョイス! パワーだけじゃない、スピードも花子の持ち味なんです!
最後はカード。カードは主に君主になったときに影響するものですね。今回は最終的に君主となり、国政を執り行っていくという流れにしたいと思っていますので、カードを適当に決めると後々痛い目を見ることになりかねません。慎重に慎重な協議を重ねた結果、カードを使うたびに収入の発生する「内助の功」をチョイスしました。これで軍資金にも困らず、国政に集中できるはずっ!
ここですべてのエディット要素が決まりました。
続いてはいよいよ花子の激動の三国志ライフをお届けします。
