

「一般武将で中国全土を制覇するぞ!」と息巻いても、そもそも一般武将の能力について知っておかなければ、どの武将を選んでいいか迷うはず。だって303人もいるんだもん! そこでまずは『Empires』通(自称)のやかんから、一般武将の性能について解説しておきましょう。
一般武将は武器や能力のタイプによっていろいろ分類できます。武器は剣、刀、槍、戟の4種類で、武器を持つ武将の外見で能力の基本値みたいなのがあるんです。大体、剣、刀は平均的な能力で、槍と戟は攻撃に寄った感じと覚えておくといいかも。そのなかでも、賈詡や顔良、兀突骨なんかは初期能力が高いんです。一般武将をはじめて使うって人は、前述の3人あたりから一般武将の世界に入ってみるといいかもしれません。
でも今回は、あえて能力の高い一般武将は避け、一般武将筆頭中の筆頭、阿会喃(五十音順的な意味で)を選択してみます。阿会喃は戟を持つ南中のパワーファイターで、攻撃力や体力はそこそこですが、移動力にやや難があります。でも、そこは軍馬でカバーできるので『Empires』通(あくまでも自称)の自分にはあまりマイナスって感じがしませんけどねー!
操作武将は阿会喃、立場は君主と決まったところで、次は開始時の配下の選択。乱世の君主は、開始時の配下がすべてを決めるといっても過言ではありません。強いカードを持つ武将、能力の高い武将を配下に設定すればそれだけ有利になるのですが、今回は目をつぶって適当に3人選ぶことにします。有利にしなくても余裕でクリアできるってところを見せてあげますよ!

ランダムに決めた3人の配下は諸葛瑾、満寵、朱霊の3人。在野武将を2人仕官させる「大抜擢」を持つ諸葛瑾が運良く入ってくれましたが、最初は国力が2なので使えません。ちくしょー! 「そんなもん、すぐに勢力を拡大して使いまくってやるもん!」と決意を新たに、開始エリアを配下の選択と同様に目をつぶって決め、いざ、阿会喃軍が乱世に降り立ちました。
開始エリアとなった成都は宝飾店とスキル工廠がある地域。スタート時の領土としては申し分ないです。まずは、景気よくほかの領土をいただいて国力を増やし、大抜擢を使うことを目標にしましょう。そのためにも、侵攻先を探るべく他国情報を確認……。東の永安には劉備、孫策、凌統がいるお手上げ状態な地域で、南には……一般武将しかいない! これは南中への侵攻のチャンス!
そして対魏続(南中の君主)戦がスタート。敵には一騎当千の武で攻めてくる兀突骨がおり、序盤から味方勢力が崩され、拠点を1個取られるという苦しい展開。でもそこはっ! 『Empires』通(だから自称だって!)の匠の業でカバーし、さらりと敵の攻撃を受け流しつつ(ピンチになったら撤退して回復してただけですけどね……)、兀突骨を撃退。その勢いで押し込み、魏続を袋叩きにし、見事南中を阿会喃領にできました。
勢力の拡大により、国力が1増えたので「大抜擢」が使えるようになり、一般武将たちが続々と仕官してきます。一般武将に混じってときおり現れる無双武将を「お呼びじゃない!」と蹴り飛ばしながら、一般武将計8人の精鋭部隊を作るべく、大抜擢を使い続ける日々が続きました。そして選び抜かれた8人の精鋭たちがそろい、天下をめざすための下準備は完了です。
