

「俺だって美女に囲まれてみたいんだ!」という欲望丸出しの今回の野望。それを叶えるために、今回はエディット武将でチャレンジする。え、董卓を使ってやるのが王道じゃないかって? いやいや、そんな美味しい役どころは、練りに練って作ったエディット武将に味わせてみたいのですよ。
ということで、「ワシだって、モテたいんじゃ!」と老いらくの恋に身を焦がす、見た目はダンディだけど軟派な武将を作成。その名も“ダンディ翁”だ! シナリオは全武将が登場する「???年 乱世」を選択する。この混沌とした世界の中で、見事、美女たちを見つけだし、配下にするのだ!
まことに自分勝手な野望を掲げる翁も、最初はただのひとりの老人。ということで、在野武将で「乱世」をスタート。幸運なことに翁の開始地点は、大都会の洛陽だった。ここにはすべての施設が揃っているので、武将を育てるのにはもってこいの場所。しかし、元手がないので、とりあえず討伐戦闘をこなしつつ、レベルアップと資金確保を目指す。「肉体労働は身体にこたえるわい」と腰をさすりながらも、美女たちがどこにいるかを把握しておくため、他国の情報をチェック。「ほっほー、わしの姫はどこにいるんじゃ?」と期待に胸を膨らます。すると、南中の君主・楽進の下に小喬、会稽の君主・呉蘭の下に甄姫、柴桑の君主・陳羣の下に月英、許昌の君主・周泰の下に孫尚香を発見できた。しかし残念なことに、“絶世の美女”と言われた貂蝉は在野に潜伏している模様。「ふむ、そう簡単に全員は見つからんか……」とため息をつく、翁であった。

麗しの美女たちを配下にするには、もちろん君主にならなければならない。そこで、武器のレベルを少し上げてスキルを取得したら、早速、旗揚げを開始! 翁は老い先短い老人という設定なので、悠長にレベル上げに時間を割き、月日を無駄にするわけにはいかないのだ。いやいや、決して筆者の気が短いのではなく、操作キャラクター・翁の身体を気遣ってのことである。まだ仲間がいない孤独な翁は、ひとりで侵攻戦に臨むことになった。翁が戦う相手は、洛陽の地を治める君主・薛綜。配下に無双武将がいないのが救いとはいえ、やはり単独での侵攻戦はキツイ。敵本陣までの道のりを作ろうと拠点制圧を目指すのだが、ひとつの拠点に気を取られていると、敵武将によって他の味方拠点が次々と落とされてしまうのだ。仕方なく老骨に鞭を打ち、敵武将を倒しつつ、さらに各拠点の面倒も見るという離れ業を披露する翁。戦場を走りまわったため、筋肉痛は必至……といえそうな旗揚げとなった。
