孫尚香を得た勢いに乗って次々と美女たちを落としたいところだが、次の目標となる小喬がいるのは南中。最短でも4つの領土を落とす必要がある。「なんじゃ、男たちを相手にするのかい。めんどくさいのぉ」という翁の声とともに、男性武将たちを相手にした話は割愛させていただく。ただ、レベルアップと資金集めができたのが大きかったことは記しておきたい。そして美女たちを求め、東へ西へと侵略戦を繰り返す翁の姿は、まるで鬼神のような働き。「老いて益々盛んとは、ワシのことよ！」と黄忠のセリフをお借りして大活躍したのは言うまでもない。閑話休題……。小喬のいる南中の一歩手前、成都までたどり着いた翁は、はやる気持ちを抑えて「誘引戦法」のカード出現を待つのだった。小喬を確実に捕まえるための策である。
2ヵ月待って、ようやく敵将の捕縛率を高める「誘引戦法」が手に入ったので、カードを使用して南中へと出陣！ 「若者の2ヵ月と、ワシの2ヵ月とでは重みが違うのじゃ！」と鼻息を荒くして攻め込んだのはよかったが、開始早々にいきなり出鼻をくじかれる結果に。小喬が奇襲を発動し、戦場マップから姿を消したのである。「ふむう……。いきなり“かくれんぼ”とは焦らすのう。どれどれ、姫っ子はどこにおるのかの～」とスケベ心丸出しで小喬を探す翁。しかし、なかなか小喬を発見できない。戦場をウロウロする翁に容赦なく、通りすがりの敵兵たちが攻撃をしかけてくる。頭上に矢が降り、槍で尻を小突かれようと、戦場を走り回ることを止めない翁。そろそろ翁の息切れが聞こえてきそうなぐらいの時間が経過したとき、小喬が兵糧庫を奇襲したとの伝令が。「はぁ、はぁ……。こしゃくな小娘じゃわい」とあわてて兵糧庫に向かう翁だった。
翁がたどり着いたとき、すでに兵糧庫は小喬によって落とされたあとだった。戦況はだんだんと悪くなっていったが、気にせず小喬の尻を追う翁。「悪い娘っ子には、おしおきじゃ～」と追いついた小喬を杖でペンペンすると、「逃げちゃお！」というセリフを残して小喬が消えてしまった。なんと捕縛失敗……。「誘引戦法を使ったのに」とため息をつくも、仕方なく小喬の再出現を待つ。待っている間、他の敵武将を片付けていると、「おまえらは来るな」と念じているのに、なぜかお縄にかかる男性武将たち。「男はいらん！ 小喬を出せ！」、そんな願いが通じたのか、ようやく三度目の撃破のときに小喬を捕縛した。残す美女は3人だ！
