


まずはじめに『MR2』のストーリーと、登場人物がどう三国に絡んでくるのか説明しておきましょう。『MR2』では、復活した始皇帝が、春秋戦国時代に自らを覇王と称した項羽(とその愛人の虞美人)を呼び戻し、彼らとともに三国への侵略を開始。また、崑崙山に住む西王母から分かれた悪の半身・黄泉とも結託します。手始めに長安を攻め落とした始皇帝たちは、その後、項羽と黄泉それぞれに別ルートへ進軍。そして、鼎立された三国の領土を始皇帝軍が制圧していき、それらを取り戻すべく英雄が立ち上がる! というのが『MR2』のストーリーです。
『MR2』では瞬く間に三国の領土を食い散らかしていく始皇帝軍ですが、『Empires』で、しかも達人や修羅でとなると、いくつかの領土を取るだけでもかなーりしんどいはず。そこで今回は、あえて中国制覇を目標とせず、『MR2』開始時の状態に持っていくため、10の領土を取るまでの始皇帝軍の活躍と苦悩をご覧いただければと思います。果たして始皇帝軍は無事(?)に三国の領土をいただけるのでしょうか。なお、今回プレイするシナリオは「三国鼎立」、難易度は「修羅」で行こうと思います。
『MR2』を『Empires』で再現するには、まずは公式サイトの登場人物を参考に、始皇帝、項羽、黄泉、虞美人を作る必要があります。イメージを壊さないように慎重に作っていきたいですね!

最初は、今回のVIP・始皇帝から作っていきましょう。始皇帝に似合うパーツは黒装束と褐色肌ですね。モーションは、と……ポーズから考えるに司馬懿かな。手をクイックイッと動かしつつ、挑発してるような感じが公式HPの始皇帝にそっくりじゃないですか? 能力タイプは……特に始皇帝っぽいのが見当たらなかったので、標準型に。そしてカードですが、何と始皇帝を象徴するような名前のカードを発見しました。その名も「万人の敵」! うーん、ピッタリ。

続いては項羽の作成。項羽を再現するにあたって一番苦労したのが、力強く伸びた頭の角。これに該当する防具は選択できるものの中になかったので、獅子兜(頭にライオンの装飾が施された兜)を選択。う~ん……これはこれで項羽っぽいのかなと自分勝手に納得しつつ、モーションに劉備、能力タイプに重量型、カードに「覇者の先見」を選び、項羽の作成が完了しました。

続いては黄泉。黄泉は、今回作成したキャラクターの中で一番再現するのが難しかったです(肌とか武器とか……)。とはいえ、どのキャラも均等に似てないのは始皇帝や項羽をご覧いただければわかることですので、『Empires』で再現できる限界に挑みます。まず細身の女性で褐色肌。モノホンの黄泉は青い肌というちょっと無理な設定なので「濃い色の肌」ということでお許しください。続いてモーションですが、浮かぶ水晶球を武器にしたモーションなんて『Empires』にはありません。そこで似たような攻撃方法ができる張角のモーションを選択。カードは率いている兵にちょっと特徴があるので(詳細はネタバレになってしまうのでヒミツ)、それっぽい「不屈の進軍」をチョイス。べ、別に仲間に入れたときに重宝するからとか関係ないですよ!

最後は虞美人ですね。虞美人の特徴は白い肌と、それにも増して白い衣装。一部は赤なので『Empires』でも設定できますが、白色はちょっとムリなので、他の色にしても白い部分が残るような衣装をチョイス。そして武器は……手に持った輪っかが武器かな? うん、『Empires』には似たような武器のモーションがないですね。ってことでここは貂蝉のモーションを選択。う~ん、虞美人の再現も(黄泉ほどじゃないですけど)結構難しかったですねえ。
さて、これで今回登場する全キャラクターが出揃いました。では早速、始皇帝軍による三国侵略の旅へと出発しましょう。
