いよいよ始まった始皇帝による国取り。でも、ここでひとつの問題点が浮上します。それは仲間集め。「乱世」以外のシナリオをエディット武将でプレイする場合、自動的に武将篇になります。つまり、始皇帝軍を結成するためには、先ほど作った項羽、黄泉、虞美人を仲間にしないといけないのです。
これは困った……。まずは彼ら3人からの依頼をクリアしなければ……。「なぜ復活したばかりの朕が依頼を受けねばならんのだ……」と始皇帝の愚痴が聞こえてきそうですが、我慢我慢！
手っ取り早く始皇帝軍を構築すべく、まずは討伐戦闘をチェック。すると、西涼に項羽からの依頼「烈火狼退治」を発見。すぐに現地に急行します。「うっし、ちょちょいとクリアして項羽を仲間にするぞー！」と意気込みも十分。そして迫り来る狼たちを蹴散らし、項羽の救出が完了。討伐戦闘は大成功に終わりました。そして戦闘終了後に「項羽と仲間の誓いを立てる」イベントが発生。項羽獲ったどー！
項羽を仲間に引き入れ、気を良くした始皇帝は、すかさず黄泉の依頼にも挑戦。黄泉の依頼は項羽のときよりも少し難易度が高く、途中敵の攻撃にあたふたするも、何とかクリア。依頼終了後に黄泉を仲間に加えるイベントが発生し、黄泉も無事に始皇帝軍に加わりました。これで残りは虞美人のみですね。……っていうか、『MR2』だと最初から一緒に行動してるのに、戦場で助けないと仲間になってくれないってどういうことですかー！
さて、最後の虞美人ですが……在野武将は3、6、9、12月にどこかの勢力に仕官してしまうことがあるため、早めに虞美人からの討伐戦闘を片付け、仲間に引き入れたいところ。他国に入られると、今回の企画そのものが危なくなってしまいます。
ってことで、虞美人からの依頼がないかを調査。よかった……まだ仕官していなかったようです。めでたく虞美人からの依頼を発見し、早速プレイ。難易度の低い討伐戦闘だったので、項羽とともに虞美人に群がる虎を軽く跳ね除け、何とかクリアできました。で、戦闘後。項羽、黄泉同様に仲間の誓いを立てるイベントが発生！ これで虞美人も仲間に加わり、散らばった仲間集めは終了ですね。始皇帝軍が三国に食い込むときが刻一刻と迫っているようです。
ここでもう一度『MR2』のストーリーをおさらい。ふむふむ、項羽軍と黄泉軍で目指した先は微妙に異なりますが、最初は長安を制圧しているんですね。ということで、始皇帝軍の初陣は長安に決定しました。よし、そうと決まれば移動移動！
長安を守るのは曹操軍トップクラスの武人・徐晃。幸い長安には徐晃を含めて武将が4人しかおらず、守りは手薄です。あとは徐晃を攻略できるかどうか……でもそこは、覇王と称するほど武に秀でた項羽様が何とかしてくれるでしょう！ よし、ここは項羽を操作して長安を落としにかかります。総大将の始皇帝はあくまでサポートってことで。敵と味方に若干のレベル差がありますが、項羽の武力を持ってすればどうってことないでしょう。
そして開戦となった長安攻略の戦い。まず敵将の文聘が一騎当千の武を発現し、項羽をめがけて突撃してきます。「良かろう、我が相手になろう！」と迎え撃つ項羽。回避行動を駆使して背中を取り、虞美人・黄泉・項羽のトリプルアタックで文聘を圧倒！ 「わしとしたことが少々熱くなりすぎたわ！」と何やら負け惜しみをいってましたが、文聘さん……あなたの攻撃、1回も当たってませんから！ さすが項羽、さすが始皇帝。曹操軍先鋒の文聘をあっさりと返り討ちにします。
敵本陣までは開始位置と距離が近いこともあり、文聘を倒して武器庫を制圧するだけでたどり着きました。本当は全敵拠点を制圧しても良かったのですが、余裕かましてると、いつどこから闇討ちを食らうかわかりません。叩けるうちに叩いておこうと決め、敵本陣に乗り込みます。そしてついに敵総大将・徐晃が出現、項羽に猪突猛進してきます。ですが、さすがは項羽。さすがは覇王！ 敵の攻撃をヒラリとかわし、死角から無双乱舞やら連続の斬撃やらを叩き込み、徐晃すら寄せ付けません（というか中村屋がうますぎるから？）。強大な曹操軍相手に初戦を勝利で飾り、始皇帝軍は長安を無事……いやいや、余裕で勝ち取りました。
さて、『MR2』のストーリーはここから項羽軍がメインの覇王編と、黄泉軍がメインの妖仙編の2つに分岐します。次のページからは、項羽軍との戦いが始まるまでの状況に持っていけるかどうか!? をお送りします。果たして項羽は無事に『MR2』の世界を再現できるのでしょうか。
