真・三國無双5 Empires/エンパイアーズ PSP®版

PLAYREPORT/プレイリポート

『真・三國無双 5 Empires』の魅力を余すことなくお伝えする全10回のドキドキ☆プレイリポート!

今回のプレイリポートは、PSP版®の新要素「対戦モード」だ。本モードでは争覇モードの国取りをベースにした、最大4人までの対戦が可能。ひとりでプレイする争覇モードとはまた別となる『Empires』の魅力を、実況&解説担当の中村屋がお届けしよう。そして、対戦者として名乗りを挙げたのは、第1回で登場した初心者の島崎ヤヒロと、第2回で自らの野望を達成し、現在リアルで婚活中の三國花子。最強の君主を自称する痛々しいふたりが、今日のお昼ごは……ではなく、中国大陸の覇権を賭けて激突する!(株式会社ウェッジホールディングス 中村屋)

ふたりの頭を悩ませる“コスト”

武将、妨害技それぞれにコストが設定されている。強力な妨害技ほど、割かれるコストも多い。

ふたりのプレイを開始する前に、「対戦モードって何?」という全国の君主のために、まずは概要に関して軽く解説しておこう。対戦モードは最大4人まで参加できる「乱世」のシナリオのようなもので、軍略、侵攻戦をこなし、設定した数の領土を先に制圧したプレイヤーの勝利となる。対戦モードを終えると順位、難易度に応じて争覇モードに引き継げるお金が手に入るので、何度も何度も対戦モードで遊べば、大金を手にした状態で争覇モードを開始できるのだ。


武将や領土は選んだもの勝ち。好きな武将、使いやすい武将など、選びたい武将があらかじめ決まっているときは、先にその武将から確保しておきたい。

そして、争覇モードと対戦モードの最大の違いは、武将や領土に設定されたコストの存在。プレイヤーは割り当てられた10のコストを使い、武将と領土を選ばなければならない。先に相手が獲得した武将や領土は選択できないので、武将選びの時点で勝負は始まっているといっても過言ではないのだ。

また、ゲーム中に登場するカードの効果や使える条件も争覇モードのときと異なっており、戦闘中にカードを発動させるのに必要なコスト分、敵武将を撃破すれば、カードの効果が発揮される仕組み。逆に、カードの効果が発動される前に操作武将が倒されてしまうと、その戦闘中、カードは使えなくなってしまう。つまり、対戦モードでは、いかに体力を確保しつつ、カードを発動させられるかが重要となる。



武将と領土を決定し、準備万端!

対戦モードに関してサクっと解説したところで、早速ふたりの武将選びに迫ろう。「島崎さん、ズバリ今回の武将選びのポイントはどこですか」との問いかけに「自分は専用のエディット武将を作成していないので、第1回でもお世話になった趙雲を選びたいと思います。命を預けられるのはこいつしかいません」と力強く語る島崎。その後も「配下には趙雲のコストを考慮したのと、なんとなくしっくり来るから尹礼と孟優を選びました」と語り、島崎の武将選びは終了となった。

エディット武将は能力にかかわらずコストが高め。しかも妨害技「強襲」が設定されていると、ひとりを選ぶだけでコスト8を消費することになる……。
短期決戦をするときは3や4、じっくり楽しみたいというプレイヤーは10以上にするなど、プレイに応じて領土数を設定するといい。
武器レベルはプレイヤーそれぞれが設定できる。腕に自身のあるプレイヤーは、あえて低めに設定することで、ハンデキャップの代わりにもなるのだ。

対する花子は「私はもちろんエディット武将の三國花子を選択します。そして配下には周瑜、陸遜、曹丕といった自慢のイケメンたちをそろえて、島崎さんをねじ伏せようと思います」と開始前から堂々の勝利宣言。「ですが、三國花子自体のコストが6で、曹丕、周瑜、陸遜たちは、コスト4以上のようですが」と中村屋に突っ込まれ、狙ったイケメンたちが配下にできないと判明した花子。絶望感に浸りながらも「仕方ないから……なんとなく強そうな于麋、王平、丁封でいいかなぁ」と3名を選択。花子も武将選びを終えたようだ。

続く領土選択は、発動させると無敵になるという「一騎当千」の効果にあこがれながらも、お互い武将選びでコストを1しか余らせていないため、コスト6の壁は超えられず、妥協を余儀なくされる結果に。……っていうかそもそも趙雲のコストが5なので、彼を選んだ時点で「一騎当千」は選べませんけど! という中村屋の突っ込みに「他にも強そうなのいたし、趙雲以外でもいいかな……」と揺らぐ島崎。「キャラ愛を失った時点で私には勝てませんよ」と微妙な煽りを花子から受けつつも、しぶしぶ戦意高揚が設定されている北海を選択したのだった。

一方の花子も、領土選択に使えるコストは1。イケメンを配下にできない+超強いカードも選べないというダブルパンチに見舞われてしまう。花子は仕方なく、不屈の進軍が設定されている漢中を選択し、お互いに武将、領土選択は完了した。


最後に難易度、領土数、武器のレベルなどを設定するのだが、ここはお互いに「(ページの都合上)できるだけ決着をつけたい」という思いもあり、「普通」「領土数3」「武器レベル10」で合意。今ここに、壮大な国取り合戦が幕を開ける!

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