

対戦モードの軍略では、60秒という制限時間の中でカードを使う、他国の情報を確認するなどのコマンド選択が可能。とはいえ、開始当初なので引いたカードの効果を確認すること以外に特にすることもなく、カードを使用してお互いに準備完了となった。
60秒が経過すると、いよいよ侵攻戦の舞台となる領土が決定される(初戦は江陵)。出撃武将は、初戦ということもあり、お互いにフル出場。「お前とは腕の差がありすぎることを思い知らせてやる」「無様な負け姿を期待してます」とお互いメンチを切りあい、一触即発ムード。もちろん両者ともガチのようです。
そして、運命の初戦が始まった。まず両者は最短で本陣を攻めるべく、拠点の配置を再確認。幸い、兵站のつながりが円形の配置であったため、両者は難所となる兵糧庫を迂回できることにほっとする。お互いに「これは楽勝だ」とほくそ笑みつつ、島崎は南側から、花子は北側から本陣の攻略に乗り出した。


両者とも本陣に乗り込むためには、手前の拠点(島崎は防衛拠点、花子は武器庫)をひとつ落とさなければならない。「ここは私の必勝戦術でけちょんけちょんにしてやる!」と息巻く花子だったが、ここで大きな誤算が発生する。対戦モードでは特殊技が一切使えないため、花子のモーションである孟獲の持ち味が発揮できないのだ(孟獲は神速攻撃が非常に強力で、花子の主力でもあった!)。「ちょっと、どうなってんのよ!」と戸惑う花子をよそ目に、島崎は「ひたすら連攻撃作戦」で敵を次々と撃破。颯爽と防衛拠点を制圧し、敵本陣に乗り込んだのだった。
島崎の敵本陣侵入の報を受けた花子は、「この私が負けるなんて!」と、いてもたってもいられない様子。神速攻撃が使えないなら……と、ヤシの木攻撃中心の攻めで敵武将を蹴散らし、「隻眼の咆哮」を発動させ、確実に拠点の耐久力を減らしていく。島崎の本陣攻略開始から2分後、ようやく花子も敵本陣に乗り込んだ。
先に敵本陣に乗り込んだ島崎だったが、副長がなかなか見つからない&敵武将の抵抗が激しく、苦戦を強いられる。負けん気の強い花子の執念もあってか、ほぼ同時に敵総大将・張飛が出現。一騎当千状態の張飛だったが、争覇モードで鍛えた両者の敵ではなかったのか、張飛は背中から執念の猛攻を受け、意外にあっさりと沈んでしまう。そして先に張飛を撃破したのは……島崎ヤヒロであった!


