建業からスタートした花子の野望。まずは侵攻戦で疲弊した兵力の回復と、政治の基盤を作らないと民の願いを聞き入れて旗揚げした意味がありません。「あーあ、疲れちゃった」と資金作りも兼ねてしばらくは休息することにしました。……が、どこの馬の骨とも分からない新興勢力を、周囲の国が見過ごすはずもありません。建国の翌月からいきなり劉延軍(柴桑)に侵攻を受ける始末。
「まったく……こっちは疲れてるのに」としぶしぶ愚痴を言いながらも、自国を守るために一丸となって防衛に当たります。「あんなチャラい君主なんか目をつぶってても倒せるよ」と劉延さんたちも新興勢力だと甘く見たのか、攻めに鋭さが感じられません。それとも、花子が強くなりすぎたのでしょうか。驚くほどあっさりと敵が倒されていきます。

「ひ、ヒィィィ! 助けてくだせぇぇ!」と民の悲鳴と若干かぶりながらも、命乞いをする劉延。花子もそこまで悪人じゃありませんから、当然ここは身包みを剥ぐだけにとどめます。この後は兵力の回復を待ってから南方の柴桑にカウンターパンチ! やっぱり武将時代に鍛えていた甲斐がありました。次々と敵軍を沈め、敵拠点を攻略していきます。そして開始から10数分が経過したところで、劉延さんは再び身包みをはがれて、放り出されてしまいました。
柴桑攻略で気をよくした花子軍は勢いに任せて合肥、濮陽、下邳にも進軍。連戦連勝、まさに花子軍は破竹の勢いです。もうこうなると天狗状態で笑いの止まらない花子様。
各地から貢物が届き、名声を聞きつけた武将たちが仕官してくるので、日増しに勢力が拡大していきます。最初は建業のみだった領土も柴桑、合肥、濮陽、下邳、交趾、会稽、南中、許昌と8つにまで膨れ上がっちゃいました。ひゃっほーぅ! 天下統一も見えちゃったねーってところまで上り詰めた花子。時は192年7月のことでした。
腕っ節の強い典韋と徐晃に守られながら君主生活をエンジョイする日も、終わりが近づいてきています。「うーん、どうせ君主生活を終えてもお見合いばっかりの毎日だしなぁ」と悩む花子。周瑜へ果敢にアタックするも、小喬とかいう小娘とすでにくっついている始末。ムキー!

そしてタイムリミットとなる192年12月、大陸の半分を掌握するに至り、当初の予定通り「私、今日から婚活します!」と突然の君主引退宣言。「いかないでくれー! 花子ー!」とむせび泣く配下武将たち(周瑜以外)を尻目に、国を典韋や周瑜、徐晃に任せ、イケメン男武将を探す旅へと出るのです。婚活に勤しむ花子の姿はまたいつか……別の機会にお届けするとして、今回は幕とします。妻子持ちじゃないイケメンさんどっかにいないかなー!
