早速、依頼主・太史享からのメッセージを見ると、依頼の成功条件が「弓兵を討伐する」ということらしい。戦場情報を見てみると、どうやら無双武将は出てこないようじゃの。ほほう、何でも聞いた話によると「討伐戦闘」では、無双武将はあまり登場しないらしい。いやいや、こりゃ、楽勝じゃわい。何せ、ワシにはこの杖があるからの。一般武将なぞは、チョチョイのチョイじゃ！ さて、いよいよ戦闘開始となったわけじゃが、歩くのがつらいワシは、もちろん愛馬・赤兎馬にまたがってスタート。さすが一日千里を走るといわれた名馬・赤兎馬じゃわい。敵のもとまで、あっという間じゃ。「敵兵を500人撃破せよ！」との伝令に従い、馬を降りて杖を振り回しはじめると、気持ち良いくらいバタバタと敵兵たちが倒れてくれる。いやはや、ホントクリア特典ってサイコーじゃな。これなら短期間で数多くの「討伐戦闘」を片付けられそうじゃわい。
敵兵たちを自慢の杖でバッサバッサと500人倒すと、敵の総大将・没前箭が出現。どれ軽く相手をしてやろうかの。……今思うと、このときワシは油断しておった。「こんなヤツ、屁でもないわい」と軽い気持ちで没前箭を叩こうとしたとき、ワシの身体に激痛が走った！ なんと没前箭が５本の矢を同時に撃ってきおった！ 気がつけばワシの身体にどんどん矢が当たり、体力が残りわずかに。「うぬぬ、こしゃくな！」とあわてて反撃を試みるも、時すでに遅し。１本の勢いのいい矢がワシの身体を貫き、意識が遠くなっていくのを感じたのじゃった。む、無念なことに任務失敗……。こりゃ、しまったわい。いくら武器のレベルが高くても、自分自身のレベルが１になっておったことをすっかり忘れておったわ。とほほ……。
「最強装備で完璧！」と思っていても、負けるときは負けるもの。「どんなに強くなっても油断は禁物」という先人の教えをあらためて教わってしまったのう。みなの衆も強くなったからといって過信は禁物じゃぞ。舐めてかかると痛い目にあうのが『Empires』じゃ。うむ、説法でうまく敗戦をごまかしたところで仕切り直しといこうかの。再び「矢の雨を超えよ」を選択し、没前箭にリベンジを挑むぞい。体力に気を配りつつ、敵の背後を取って慎重に戦うと、今度はあっさりと撃退できてしまった。うーむ、一度天下を取ったからといって、油断は怖いのう。とはいえ、ワシが本気を出せば、ざっとこんなもんじゃな。戦闘を終えると、「弓兵団との戦いで、戦術における矢の利用法を学びました」とメッセージが出現。ふむ、どうやら以降の侵攻戦で、敵将に毒矢を浴びせて倒すと、復活までの時間を長くすることができるようじゃ。すでに最強と自惚れておったワシだったが、まだまだ目指す上があるようじゃな。精進精進！
武器、馬、スキル以外で、さらに強くなれる要素を発見し、俄然、盛り上がってきたぞ！ その後、連戦してわかってきたのじゃが、特定の「討伐戦闘」をクリアすると、報酬がもらえるだけではなく、さまざまな特殊能力が身に付くようじゃ。例えば「友軍救出作戦」をクリアすると、「以後の侵攻戦で開始３分間移動力増加」といった具合じゃな。君主プレイだけでは味わえない、やりこみ要素がここにもあるぞい。『Empires』で真の最強を目指すのであれば「討伐戦闘」をクリアし、特殊能力をコンプリートするのも一興じゃな。ワシもさらなる最強を目指してどんどん……いやいや、困っている者たちの声をたくさん拾い上げることに専念したぞ。
