周瑜に続き、孫尚香、韓当も敵本陣へと突入し、ついに出現した総大将・劉繇と戦闘を開始。「よし、この間に兵糧庫を」と張り切って槍をふるってみるものの、兵糧庫の耐久力は思ったよりも高く、しかも敵兵の抵抗が激しいことに気づく。孫策単騎で攻めているため、なかなか耐久力が減らないのだ。

孫策が兵糧庫に手こずっている間に、敵本陣の戦況が徐々に変化し始めていた。敵本陣でねばっていた劉繇と太史慈に、復帰した樊能が加わり、味方が押され出したのである。まず周瑜や韓当が苦戦に陥り、樊能によって韓当が敗走。孫尚香も劣勢に立たされてしまう。そして、「嘘だろう!?」と疑いたくなるような絶妙なタイミングで劉繇が「突撃号令」を発動! これによって孫尚香も敗走する。

結果、敵本陣で奮戦する味方は周瑜だけ。しかし、多勢に無勢とはこのことなのだろう。太史慈によって敗走となってしまった。すると手の空いた太史慈、樊能たちが敵を求めて本陣から移動を開始。地道に兵糧庫の耐久力を下げていた孫策だったが、やっとの思いで77まで下げたとき再びヤツが目の前に現れた。猛将・太史慈である。太史慈が現れたことにより、兵糧庫の耐久力が一気に160まで回復。兵糧庫を守る敵兵と太史慈。筆者は再び強敵と対峙することになってしまったのである。
兵糧庫では最後の激闘が繰り広げられていた。太史慈の攻撃に弓兵からの矢の攻撃が加わって、瞬く間に瀕死の状態に追い込まれてしまう孫策。しかし、ここまで来たら意地だ。絶対にやられたくない! 瀕死の状態を逆に利用し、無双ゲージを溜めて「真・無双乱舞」を連発。

さすがの太史慈も我が奥義“「真・無双乱舞」乱れ打ち”の前では、手も足も出なかったようだ。いやいや、決して「もう、やり直しはイヤだっ!」という不純な動機からではなく、「小覇王の意地を見せてやる!」という崇高な考えのもとの行動ですよ。えっ、何を言っているんですか!? 本当だって! でも無双ゲージを溜めるため、敵の兵糧庫の端から端まで、瀕死状態でグルグル走り回ったのは言うまでもない。かくして無事、兵糧庫を落とし、太史慈たちを撤退させると、残ったのは劉繇ただ一人。復活した配下とともに劉繇を袋叩きにして、めでたく建業制圧となった。勝利に沸く孫策軍。だが、この後、さらに嬉しいハプニングが発生する。討ち負かした劉繇軍からの捕虜の中に、なんとあの太史慈がいたのだ! いつの間にか捕縛できていたらしい。う~ん、いくら倒すことに必死だったからといって、その瞬間を見落とすなんて……。もったいないことをしてしまった。
