第2回 「6年ぶりの新作にかける想い」

2012年4月24日
なさん、おひさしぶりです。シブサワ・コウです。 最近やっと暖かくなり、気持ちのいい日が続いていますね。 新入生、新入社員の皆さんは新しい環境に慣れたでしょうか。 私も日々新しいことに挑戦していますので、一緒に頑張りましょう。

Windows 『三國志12』 好評発売中
前回は 『ポケモン+(プラス)ノブナガの野望』 をご紹介いたしました。同作品の元となる歴史シミュレーションゲーム 『信長の野望』 を発売したのが1983年、続いて 『三國志』 を発売したのが1985年です。 私が 『三國志』 を世に送り出すことになったのは、中国の三国時代に活躍した英雄・英傑、そして義に生きた男の人間ドラマを描きたかったからです。
さて、これで、お分かりの方も多いと思います。今回は 『三國志12』 についてお話いたします。シリーズ前作の 『三國志11』 より6年を数えることとなり、楽しみにされて いたユーザーの皆様には大変お待たせいたしました。

ず最初にお伝えしたいのが 「手軽さ」 です。
今までのPCゲームといえば、高性能なマシンでしかプレイできないという印象が強いと思います。
しかし、今作ではノートPCでも快適に、 さらにはディスクドライブの無いウルトラブックでもプレイできますので、 さまざまなユーザーの方にお楽しみいただける環境が整っています。



操作のメインとなる戦略画面
ご存じのように 「三国志」 の物語では、官渡の戦いや赤壁の戦いのように 、きわめて不利な状況を覆すという衝撃の展開が多数あります。
本作ではこれを 「秘策」 という形で再現しました。
さらに、 「戦法」 や 「特技」 といった武将の個性を組み合わせることで、 その効果を何倍にもすることが可能です。



攻城戦で 「戦法」 を駆使せよ! こんなシーンもサクサクと楽しめます。
戦闘はリアルタイムに変化し、常に緊張感ある駆け引きを楽しめるのですが、 「リアルタイムは忙しそうで自分には手に負えないかも」 と考える方にも安心の委任コマンドをご用意しました。
大局を見守りながら、「ここぞ!」という時だけ命令をくだすなど、 みなさんの好みに合わせてプレイしていただけます。


カードで部隊を編制する 『三國志12 対戦版』 は無料公開中!


さらに、シリーズとして初めての 「オンライン対戦」 機能を搭載し、 日本中のプレイヤーと腕を競って戦えます。 本作では、プレイヤーのレベルに応じてさまざまな配慮をしていますので、 オンラインに苦手意識がある方でも気軽にプレイいただけます。
出陣武将は 「武将カード」 として集め、 その中から自分の戦略に合わせて決めていきます。

今回、武将は新たに描き下ろした迫力あるイラストになっていますので、 カードを集める楽しさも格別です。 集めたカードで新しい戦略を考えるのも楽しく、戦って相手の戦略を学んで工夫していくのもまた楽しいという、 オンラインならではの新しい体験がお楽しみいただけます。

は、『三國志』 に登場する武将の中では諸葛亮が大好きです。
君主である劉備の亡き後、跡継ぎとなった劉禅を必死に支えていく様子、そして
「出師の表」 を記し、敬愛する劉備の大恩に報いようと 「義」 のために生きた姿勢。
みなさんにも、きっと大好きな武将がいると思います。 『三國志12』 でぜひ活躍させてみてください。

プレイしやすいが奥深さは決して損なうことのない、6年ぶりの新作として自信をもっておすすめできる作品になりました。 ひとりでも多くのお客様に、この 『三國志12』 の世界を楽しんでいただきたいと思います。

次回もどうぞ、お付き合いよろしくお願いします。