第1回 「親子で遊ぶ」

2012年4月12日
なさん、はじめまして。シブサワ・コウです。 私の想いや考えを直接お届けできればと思い、本日よりコラムを開設することにしました。これからよろしくお願いします。


ニンテンドーDS
『ポケモン+ノブナガの野望』
好評発売中

さて、さっそくですが本日のお話は 『ポケモン+(プラス)ノブナガの野望』 についてです。
『信長の野望』 は戦国時代を舞台にした歴史シミュレーションゲームで、 1作目が発売されたのは1983年、来年で30周年を迎えます。 ナンバリングタイトルとしての最新作 『信長の野望・天道』 までの13作品以外にも、 『信長の野望 Internet』 や 『信長の野望Online』、さらには今話題のSNSゲーム 『100万人の信長の野望』 など、さまざまなプラットフォーム、ジャンルで展開してきました。 ですが他の作品とタイアップしたことはありませんでしたので、 『ポケモン+ノブナガの野望』 は初めてのコラボタイトルになります。
の作品は “親子で楽しめるシミュレーションゲーム” をめざして開発しました。
シミュレーションゲームは、子供にとって少しハードルの高いジャンルかもしれません。ですので 「子供にとって初めてのシミュレーションゲームになるかもしれない」 という想いから、できるだけわかりやすくテンポよく進められるものを、 しかし 『信長の野望』 を遊んでいた大人には 「おっ、なかなか手応えのあるゲームじゃないか」 と言われたいという、相反する2つの方針を丁度いいバランスにすることにとても苦労しました。

ご存知のとおり、 『ポケモン』 は多くの子供から絶大な人気を得ているゲームです。 一方、戦国武将というのは大人の方なら耳にしたことのある人物が一人はいるはずです。『ポケモン』 を知らない親御さんはお子さんに、戦国武将を知らないお子さんは親御さんに教わるわけです。お互いのもっている情報を交換して親子の会話が弾むというのも、このゲームの楽しみ方だと思います。ぜひ親子で遊んでください。わいわい楽しんでいただけたら幸いです。

お話したいことは、まだまだたくさんあります。
次回も開発者としての想いをお伝えしていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
©2012 Pokémon. ©1995-2012 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
©2012 コーエーテクモゲームス
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