宮野真守さん
1:アフレコを終えてのご感想をお願いします。

 久しぶりにコルダの世界をたっぷり演じられて嬉しかったですし、今回の天音学園編で 天宮くんのことをより深く感じることができて、とても有意義でした。

2:ご自身の演じられた「天宮 静」の魅力を教えてください。共通点はありますか?

 天宮くんはもともと育った環境のせいもあり、恋を知らないという問題を抱えていて、 そのせいで自分の音楽も上手くいかない…というところからスタートします。 そんな中、かなでちゃんと出会い、彼自身も驚くような感情に出会い、彼の表情がどんどん豊かになり、人間味が増していきます。そういう「心の成長」が彼の魅力だと思います。 天宮くんは自分とは違う人生を歩んでいる人なので、共通点というよりも、 演じていて彼なりの考え方や感じかたなど、たくさんの想いをもらいました。
 共通点はゼロだと思います。似ていると言われたことはないですね(笑)。

3:『金色のコルダ3』で天宮を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

 天音学園にスポットが当たることで、より深く天宮自身の日常が描かれています。仲間に対しての姿だったり、主人公に対しての思いなど、「意外と仲間に対して穏やかな表情見せたりするんだ」とか、「意外とイジワルだったりコミカルな部分があるんだ」など、今まで見られなかった一面が見られると思うので、「変わった」というよりは、天宮くんの「新しい」面が見られると思います。

4:今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が「もし別の学校に転入していたら」というifストーリーになっていますが、もし宮野さんが引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか?そして、そこで何をしていると思いますか?

 以前仕事で訪れたのですが、沖縄のゆったりとした空気感が好きなので、沖縄に住んでみたいですね。 そこで初めて飲んだコーヒー割りの泡盛がすごく飲みやすくておいしかったので、泡盛のコーヒー割りまみれになってみたいですね(笑)。

5:最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願い致します。

 このコルダ10周年に、こうして新しいストーリーでゲームを作ることができて、また、そこに僕が居られることがとても嬉しいです。 たくさんの思い出や思い入れがつまっているこの作品を、こうして続けることができて嬉しく思います。 それは、やはり10年間ずっと応援してくれたファンのみなさんがいるからこそ続けられていることだと思うので、メッセージとしてはやはり「ありがとう」の想いでいっぱいです。 応援してくださっているみなさんに面白いと思っていただけるよう、ぼくたちも精一杯収録しましたので、発売を楽しみにしていてください。また、この先11年12年と、みなさんといっしょに歩んでいけたら僕らも嬉しいので、これからも応援よろしくお願いします!。