長期にわたる収録ではありましたが、楽しかったです。個人的に楽しみにしていた、また、待望の至誠館編をやっと演じることができたということで、非常に嬉しくもありました。
至誠館はもともと男子校ということもあり体育会系のノリなんですが、その中での彼の魅力は、部長だけあって誠実で実直で、ときにその真面目さゆえに天然っぽい部分でしょうか。また、ストレートに物事を捉える男らしさも内在していると思います。
共通点としては、僕も日常生活で劇団の座長として、劇団員たちを束ね率いていますので、その日々と重なる点がありますね。彼の部長論にすごく共感する部分もあります。
今までとは違った登場の仕方と時間の過ごし方をしていきますので、「コルダ3」で踏み込めなかった部分では、「八木沢ってこういう方向に心が動くこともあるんだ」という発見がありましたね。プレイする側もそれを感じるぐらいの感情の振れ幅が大分増していると思います。
学生時代に、研修で一度イギリスに行ったことがあるんです。本場の舞台を見たりしたんですが、舞台演劇の捉えられ方がやっぱり日本と違っていまして。ですのでイギリスで、シェイクスピアの本場で、演劇を学んでみたいなあと思います。日本なら、カニが好きなので北海道です。
ひとつの作品として十分楽しんでいただけるボリュームになっていると思います。いわゆる追加ディスクなどとは違い、我々の予想を上回る部分が結構あったりといった、骨太な内容になっています。青葉しげる杜の都・仙台の僕たち至誠館の熱い夏の戦いに気持ちよく参加していただける学園生活をお送りすることを約束できる一本になっています。あますことなく至誠館を楽しんで、至誠館ライフを満喫していただければと思います。ご期待ください!