出陣の手順

部隊を出陣させると、自勢力の占領範囲を広げたり、他勢力の土地を奪ったり、他勢力の拠点を攻撃・占領したりできます。
出陣させる都市を選び、拠点コマンドから【出陣】を選ぶと、出陣部隊設定画面になります。
1 出陣部隊設定
部隊を率いる武将を選び、部隊ごとに陣形・兵士・戦法を設定します。
すべての設定が終わったら「決定」します。

出陣部隊
から、部隊を率いる武将を選ぶ。
連携タブで、選択した武将同士の連携しやすさを確認できる。
都市情報
出陣させる都市の基本情報。
出陣設定
-
自動編制…重視したい能力に合わせて、出陣する部隊を自動で編制する。
以下の5種類がある。 - 兵士一括…編制中の全部隊の兵士を同じ値に設定する。
- 兵士最大…拠点の兵士を各部隊の最大値まで割り当てる。
攻軍 | 対部隊を重視する編制 |
---|---|
攻城 | 敵拠点の兵士を削る編制 |
破城 | 敵拠点の耐久を削る編制 |
機動 | 機動を重視する編制 |
占領 | 占領幅を重視する編制 |
部隊情報

部隊の能力
出陣部隊の能力。武将の能力や陣形、兵士数などによって変動する。
以下の5種類がある。
機動 | 部隊の進軍速度。高いほど早く移動できる |
---|---|
攻軍 | 敵部隊に対する攻撃力。高いほど大きな被害を与える |
攻城 | 敵拠点の兵士に対する攻撃力。高いほど大きな被害を与える |
破城 | 敵拠点の耐久に対する攻撃力。高いほど耐久を減らしやすい |
防御 | 部隊の防御力。高いほど被害を受けにくい |
発動個性
出陣中の部隊に様々な効果をもたらす。常時発動するものと、条件を満たすと発動するものがある。色によって、以下の特徴を判断できる。
金色 | 強力な効果がある個性 |
---|---|
青色 | 良い効果がある個性 |
赤色 | 悪い効果がある個性 |
陣形
部隊ごとに1つ選ぶ。陣形に応じて部隊の能力が変化するほか、占領できる土地の数や遠距離攻撃の可否にも影響する。
兵士
率いる兵士の数。多いほど戦闘は有利になるが、消費する兵糧も増大する。最大兵士数は武将の官職に応じて決まる。
バーの上の数字は、移動時に占領できる土地の数。
戦法
3つまで選んで装備できる。ただし、陣形が「錐行」だと戦法を装備できない。また、兵器陣形は兵器戦法しか装備できない。水上陣形用の戦法は水上に出た際に自動で設定される。
武将情報

能力
武将の能力。統率が高いほど部隊の能力を引き出しやすくなり、武力や知力が高いほど戦法の効果が高まる。
個性
武将が持つ個性。戦闘を有利にするなど、様々な効果を発揮する。
関係
各武将は、特定の武将に対して特別な関係性を持っていることがある。特定の関係性を持つ武将の部隊が近くにいると、「連携」が発生する。
親愛武将
各武将が個人的に好意を持つ相手。親愛武将である武将は登用に応じやすくなったり、勢力内にいると忠誠が上昇しやすくなったりする。
嫌悪武将
各武将が個人的に敵意を持つ相手。嫌悪武将である武将は登用に応じなかったり、勢力内にいても忠誠が低下しやすくなったりする。
2 目標の設定

部隊が目標とする対象と出陣中の行動ルールを設定します。
マップ上を選択すると、対象に応じた部隊コマンドと命令設定が表示されます。
※部隊コマンドで【中継】を選ぶと、そこを中継地点としてさらに次の移動先を設定できます。部隊の移動距離が長くなるほど、消費される兵糧も多くなります。
3 命令設定
出陣後に部隊がどう動くか、あらかじめ設定します。

命令設定
出陣中の行動ルールを設定します。
命令設定 | デフォルト変更をONにすると、ユーザーが変更した命令設定を保存できる |
---|---|
敵接近時 | 接近してきた敵を攻撃するか決める |
退却 | 兵站が切れた場合や士気が減少した場合など、退却させるか決める |
追撃 | 攻撃中の敵が退却に転じた際、追撃させるかを決める |
事後命令 | 当初命令された行動を終えたり遂行できなくなった場合に、その場に留まるか退却するかを決める |
命令設定を上手く使うと、敵を攪乱させるなど、有利に戦えます。
※武将の発動個性によって、一部の命令設定が使えなくなることがあります。
部隊リスト

複数の部隊を出陣させる場合は、まとめて移動先を指示します。
個別に移動先を設定したい場合は、画面右側に表示される出陣部隊リストから部隊を選んで指示を出します。
目的地まで移動するのに必要な日数や、部隊に設定した命令が確認できます。
建設ボタン
選択した土地に建物を建設します。建設は部隊コマンドの設定からもできます。このフッターの建設コマンドからは、建設可能な土地かマップ上で確認しながら、目的地を選べます(建設可能な都市は白く明滅)。
地域毎に設置可能な建物の数は、建設画面から確認できます。
建設可能リスト
選択した土地に建設できる建物のリストです。建設できる施設は、黄色く表示されます。
部隊コマンドの設定
目標地点で部隊がどう行動するかを設定します。
各種コマンドを選択して、すべての部隊の目標を「決定」すると、出陣の準備は完了です。
次の「進行フェイズ」で部隊が出陣します。
※進行フェイズに移る前に、拠点コマンドの【出陣取消】を選ぶと、出陣を取り消します。
4 出陣後について

出陣後の部隊は、次の戦略フェイズで目標を再設定できます。マップをズームアウトすると、近くにいる部隊同士は1つの軍勢として表示され(右写真)、まとめて目標を設定できます。
Steam版では左ドラッグ操作で、PS4/Nintendo Switch版では長押し+
/
長押し+
で複数部隊を選択できます。
敵部隊との戦闘などで兵士または士気が0になった部隊は壊滅し、武将は所属都市に戻ります。この時、武将が負傷したり、敵勢力の捕虜になったりすることもあります。
戦法
出陣した部隊は、時間の経過に応じて戦法ゲージが溜まります。ゲージが最大になると、戦法を自動的に発動します。1度発動すると、再度ゲージが溜まるまで戦法は発動されません。
連携

同じ勢力の部隊同士が近くにいる時、特定の条件を満たすと「連携」が発生します。
部隊にカーソルを合わせた時、繋がった線が表示されれば連携中です。以下の条件を満たすと発生します。
- 部隊同士が同じ軍団である
- 部隊同士が状態異常にかかっていない
- 主将同士の関係性が良い
- 一定距離内である
(距離は関係性に応じて変わる)
「連携」が発生すると、連携した部隊に対して以下の効果が発生します。
- 部隊の攻軍や防御などの戦闘に関わる能力が上がる
- 連携している部隊同士が同時に戦法を発動させる(最大5部隊まで連携可能)。発動した戦法は通常の戦法より強力な効果を発揮する
負傷兵
敵部隊の攻撃や戦法を受けて減った兵士の一部は「負傷兵」になります。負傷兵は通常より多く兵糧を消費しますが、一定期間経過すると再び兵士に戻ります。
状態異常
部隊は戦法や兵站切りによって状態異常になることがあります。状態異常になると、その効果に応じて行動が制限されます。状態異常は時間経過によって解消されます。何日続くかは部隊の詳細情報から確認できます。
状態異常には、以下の3種類があります。
![]() | 攻撃できなくなる |
---|---|
![]() | 移動できなくなる |
![]() | 挑発してきた敵部隊のみ攻撃する |
兵站
「兵站」とは、部隊と出陣元の都市をつなぐ兵糧の補給線です。兵站のルートは、自勢力または同盟中の勢力の土地のみ繋がり、最短になるよう自動的に設定されます。兵站のルートが長かったり、ルート内に移動に時間のかかる地形が含まれたりすると、部隊が消費する兵糧は多くなります。
兵站が途切れた部隊は「兵站切り」の状態に陥ります。効果は以下のとおりです。
- 士気が大きく下がる
- 状態異常「足止」になる
- 状態異常「混乱」になる
※部隊リストで兵站の状態を確認できます。
:正常、
:1カ月以内に兵糧枯渇の恐れ、
:断絶
偽報
部隊コマンドの【偽報】で、敵部隊を任意の罠がある土地まで誘導できます。自部隊に偽報を命令すると、敵部隊の周囲に近づいてから、偽報を実行します。偽報の成功率は武将の個性や知力差によって変化します。失敗した場合、実行部隊の士気が下がります。実行するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 敵部隊が状態異常にかかっていない
- 敵部隊がすでに偽報状態でない
- 実行部隊のいる地域から2つ先の地域までに、自勢力の建設した罠がある
偽報状態になった部隊は指定された罠まで進軍します。部隊の偽報状態は以下の場合に解消されます。
- 隣接する土地に味方部隊がいる
- 指定された罠に到達する
- 指定された罠が存在しなくなる
