カリブ姉妹、花嫁衣裳を選ぶ
2005/06/10 晴れ
ニナ、今日の出来事
ニナだよ。ひさしぶりにセビリアに帰ってきたけど、ここはいつもいい天気だね〜!
今日はね、お兄ちゃんの結婚式の衣装とプロポーズの言葉を決める日です! 修行中に会った船乗りさんたちにもお願いしてたんだよね。セビリアで大発表会だよ〜!

みんな来てくれるか朝からドキドキしてたんだけど、集合場所の広場に行ってみたら…すごーい!!
見たこともないくらい人が集まってたよ!!
集まってくれた人たちはみんなそれぞれセンスのいい服で来てくれて、これはもう…プロポーズの言葉も期待しちゃっていいよね?

まずは服選びから始めたんだ。おじいちゃんとペドロお兄ちゃんが、お兄ちゃんの服。あたしとユミルカで、イザベルお姉ちゃんの服。
たくさんの衣装があって、もう迷っちゃう〜!
立候補の人たちには、服のこだわりについてひと言ずつ言ってもらったんだけど、みんな細かいところまでこだわってるの。お帽子の色とか、靴とか。それぞれがお姉ちゃんやお兄ちゃんに「結婚後はこういう風になってね」とか「ふたりにこういう願いをこめて」っていう気持ちがこもってるんだって。
ハナムケってやつだね!
みんな、真剣に考えてくれたみたいで…。本当にありがとう!



お兄ちゃんとお姉ちゃんの服も決まって、(お姉ちゃんはお色直しもあるの!)残るはプロポーズの言葉だけ。最近は、お兄ちゃんの言葉もしっかりしてきて、プロポーズ任せても大丈夫かなぁって思うこともあるんだけどね。
おじいちゃんが、「やはり経験豊かな船乗りさんの言葉も参考にするべきじゃな」って言うからね〜。
やっぱりたくさんの人の意見も聞きたいよね! いろんな言葉のいいところ取ってくっつけてもいいし。

さっそくみんなに発表してもらったんだけど…すごかったよ〜!
いい言葉ばっかり! どれも全部お姉ちゃんに伝えたいくらいいい言葉だらけだった。この中からひとつって無理だよ〜。結婚してからも毎朝こういう言葉言ってあげるっていうのじゃだめかな? だって、どれ取ってもいいし、1つだけしか言わないのはもったいないんだもん。



みんなの最高のプロポーズの言葉でお兄ちゃんも勇気付けられたみたいだし、今日のところはこれで帰ったよ。今日みんなから聞いた言葉は全部お兄ちゃんに覚えてもらったからね!
結婚式の日は期待してね!

あたしね、おうちに帰るときに思ったことがあるんだ。
お父さんはお母さんになんて言って結婚したんだろう?
お父さんに会えたら、聞いてみたいな…



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