8つの勢力すべてを操作することは、忙しいことこの上ない。だが敢えて、手間ヒマをかけて大陸統一へのプロセスにこだわるのが「超多忙三國志」、これだ。
「同盟」や「連合」というシステムはあるものの、コンピュータが操作する勢力とは、うまい具合に連携が取れないことがある。先方にも都合があるだろうから、これは仕方のないところだ。しかし、複数の勢力を自分で操作すれば、外交は意のまま。たとえば、弱小勢力が団結して強大な勢力の包囲網を敷く“パッチワーク軍団”など、やりようによっては芸術的なまでの連携が可能だ。
“大陸統一”という目標に向かっていく過程では、どうしても勢力の吸収合併が必要になってくる。ここで、ちょっとした頭痛の種になるのが、武将の相性問題だ。
君主と配下武将の相性が悪いと、忠誠が下がりやすいのはご存知のとおり。一部の武将だけなら大勢が揺るぐことはないが、10人、20人となるとやっかいだ。有能な武将を引き抜かれてしまっては“芸術的”でないし、独立・旗揚げなんてされた日には、もう、どうしたものか。とかく、勢力が大きくなると怠りがちになるが、配下武将の動きにも気を配るようにしたいところだ。 |