戦術は戦場の要所にある戦術地点や陣を制圧することで使用できます。
山岳を制圧し、落石罠戦術で敵部隊に大打撃を与えたり、陣をいち早く押さえて、医療陣戦術を展開して傷兵を回復したりと、数々の戦術を使いこなすことで、兵力以外にも戦況を優位に進める手段が生まれます。ときには「戦術で大ピンチを覆す」といった戦いも実現できます。
戦術には陣、罠、兵科の3系統があります。戦術ごとに配置できる戦術地点や効果範囲、発動できる兵科などに違いがあります。
戦術のなかには特定の威名だけが使用できる戦術も存在します。たとえば、官吏系統威名の専用戦術として“贈賄罠戦術”があります。これは金の力で敵部隊の兵を離反させ、弱体化させる戦術で、官吏系統で悪臣として権力を集めると使用できるようになります。
全ての戦場の広さが『三國志13』から約4倍に拡大しました。
軍議の採用と、この戦場の拡大とが相まって、戦いの幅が何倍にも広がります。戦術地点や陣をいかに確保し、戦術の発動に備えるか。そして、取りうる進軍ルートが増えたことで、各戦場をどう攻め、どう守るか。知略と戦いの手腕が存分に試されます。
一騎討ちのルールが一新されます。見破った相手の行動をヒントに、全五合分のコマンド(攻撃、崩し、防御、必殺)をまとめて入力します。[ 必殺 ]は一度しか使用できないので、どのタイミングで打ち込むかが勝敗のカギを握ります。[ 必殺 ]の威力は、[ 防御 ]によって心、技、体をそろえることで大幅に高められます。
舌戦にはあらたに時勢という要素を盛り込みます。各合とコマンドの双方に時勢が割り当てられ、これらが一致した場合はコマンドの効果が強化されます。一騎討ちとは異なり、一合ごとにじっくりとコマンド(主張、挑発、反論)を考え抜き、論戦を進めていきます。