|  | 信長: むっ、くせもの!?
 誰かある! 出あえ出あえ!
 | 
           
            |  | お市: きゃっ。もしや敵方の忍び?
 あ、そういえばこんなお便りが来てます。
 | 
           
            |   | 大名に仕える忍者は、どんな仕事をしているのでしょう? 信長様も忍者を使っていますか?
 | 
           
            |  | 忍者というと、いつも森の中を飛び回りながら 手裏剣をシュシュッと投げて戦っている気がしますけど、
 実際は、敵地で情報を集めたり、敵が不利になるような噂を
 流したり…、という地味な任務が多いようです。
 | 
           
            |  | くそっ、逃げられたか。 犬千代が手裏剣で傷を負ったようだ。
 あやつめ、どこの忍びだ…。
 | 
           
            |  | 手裏剣シュシュッみたいな戦闘技能は、 情報収集など地味な任務を遂行するための
 補助的な技能というわけですね。
 | 
           
            |  | コソコソと嗅ぎまわりおって。 正々堂々と向かってこい!
 相手になってやる!!
 | 
           
            |  | と、いうように武士の間では嫌われているようですが、 北条家の風魔、武田家の三ツ者、上杉家の軒猿などなど
 大名たちはそれぞれ、外交や合戦を有利に運ぶために
 お抱えの忍者衆を駆使して情報戦を展開しています。
 | 
           
            |  | …であるか。 しかし俺は好かぬ!
 | 
           
            |  | 兄様はお好きでないようですが、戦国大名に忍者は必須。 織田家でも、たくさんの忍者の仕官をお待ちしています。
 それではまた来週〜。
 |