特定の武将に「戦闘」と「内政」で異なるグラフィックを用意。
シーンごとで違う表情を見せる武将の一部を紹介。
凌統 呉の武将。凌操の子。呉に帰順した甘寧を父の仇として付け狙う。魏将・楽進との戦闘で、甘寧に命を救われたことから和解し、親交を誓った。
魏延 蜀の武将。元劉表配下で一時韓玄の客将だった。五虎将亡き後、蜀軍の主力として活躍するが、諸葛亮の死後、楊儀と対立して反乱を起こし、馬岱に討たれた。
黄忠 劉表の武将。劉表の死後は韓玄に仕える。弓の名手。関羽と互角の一騎討ちを演じ、韓玄の死後、劉備に帰順した。夏侯淵を斬った功績で五虎将軍のひとりに。
馬超 馬騰の長男。馬休、馬鉄の兄。蜀の五虎将軍のひとり。父弟が曹操に謀殺されると、韓遂と共に復讐戦を挑むも、曹操の参謀・賈詡の離間の計で韓遂と仲違いし大敗。
関平 関羽の長男。元は河北国境に住む関定の次男で、曹操のもとを辞した関羽が劉備と再会した際、養子となった。のちに麦城で関羽とともに捕らえられ刑死した。
文醜 袁紹配下の猛将。同僚・顔良の仇を討たんとして延津に出陣、曹操軍の襲撃を受け奮戦する。張遼、徐晃の二将を退けるが、関羽に倒された。
顔良 袁紹配下で文醜と双璧をなす猛将。公孫瓚との戦いでは先鋒を務めた。白馬の戦いでは曹操軍を苦戦させるが、曹操の客将だった関羽に討たれた。
龐徳 馬超の腹心。のちに張魯、曹操に仕える。関羽が北進を開始すると于禁とともに迎撃。だが関羽の水攻めに遭い、于禁は降伏するが龐徳は最後まで戦い抜いた。
許褚 曹操配下の武将。曹操による黄巾の残党討伐中に出会い登用された。新野侵攻では先鋒を務め、のち赤壁や潼関の戦いなどで曹操の危機をたびたび救った。
典韋 曹操配下の将。いにしえの豪傑「悪来」の異名を持つ巨漢。宛城で張繍の夜襲を受けた際、曹操を逃がすため素手で立ち向かい戦死した。
姜維 字は伯約。蜀後期の大将軍。元は魏の武将だったが、諸葛亮に投降し、のちに志を継いで北伐を続けた。蜀が滅亡すると、再興を志して鍾会と挙兵するが、敗死した。
鄧艾 魏の武将。兗州刺史として毌丘倹の反乱鎮圧に参加した後、相次ぐ姜維の北伐軍と戦う。司馬昭の命を受け、鍾会と共に蜀討伐戦を起こす。
李典 曹操配下の武将。旗揚げの頃から曹操に従った歴戦の勇士。学問好きで冷静かつ慎重な性格。同僚の暴走を度々抑えた。張遼、楽進とともに合肥を守備した。
呂蒙 字は子明。呉の将。武勇一辺の将であったが、孫権に諭されて学問を志し、知勇を兼ね備えた名将に成長する。呉の都督として軍を指揮、荊州を奪回し、関羽を捕らえた。
関羽 字は雲長。義兄弟となった劉備、張飛とともに各地を転戦。赤壁の戦いののち、荊州を得る。荊州の統治を任されるが、呉の呂蒙に捕らえられて処刑された。
張飛 字は翼徳。蜀漢の五虎大将の1人。劉備、関羽と義兄弟の契りを結ぶ。長坂坡の戦いでは、ただ一騎で曹操軍百万の追撃を長坂橋上に防いだ。正史は字を益徳とする。
趙雲 字は子龍。蜀漢の将。袁紹、公孫瓚に仕えたのち、劉備に帰順する。長坂では百万の大軍に単騎で斬りこみ、劉備の子・阿斗(のちの劉禅)を救い出す。蜀漢の五虎大将。
夏侯惇 字は元譲。曹操の重臣。曹操の挙兵以来、常に従軍。董卓追撃戦では、徐栄に敗れた曹操を救出し、徐栄を突き殺す。呂布との戦いでは、曹性の矢を左目に受けながらも曹性を討った。
夏侯淵 字は妙才。曹操の重臣。夏侯惇の従弟。夏侯覇、威、恵、和の父。夏侯惇と共に曹操の挙兵から従軍する。銅雀台が落成した際は曹操軍随一の弓術を披露し、渭水の戦いでは成宜を射殺。
張遼 字は文遠。魏の将。呂布配下の将として各地を転戦した。呂布敗死後、曹操に仕える。合肥を守備した際、わずか八百の兵で十万の呉軍を撃退した。
太史慈 字は子義。呉の将。母の薦めで、北海太守・孔融の危機を救う。のち劉ヨウに仕えるが、劉繇が孫策に敗れると孫策に帰順した。孫権に従って合肥を攻略中、戦死する。
甘寧 字は興覇。呉の武将。元は錦帆賊の頭目で、一時黄祖の部下だった。しかし重用されなかったため出奔し、孫権に仕えた。赤壁など多くの合戦で先鋒として活躍した。
陸遜 字は伯言。呉の武将。元の名は陸議。「呉の四姓」陸家の出。陸抗の父。年少の又従兄弟・陸績に代わり一族を率いる。夷陵で劉備に勝利、石亭では曹休に勝つ。
周瑜 字は公瑾。孫策の義兄弟。妻は小喬。孫策の江東進出戦に協力。孫策は孫権に国外の事は周瑜と謀るよう遺言する。孫権の時代に、赤壁の戦いで曹操軍に大勝する。
曹操 字は孟徳。宦官・曹騰の孫。曹嵩の子。魏の武王。幼名は阿瞞。許劭から「治世の能臣、乱世の姦雄」と評される。黄巾族、董卓、呂布、袁紹らを破って216年に魏王となる。
孫権 字は仲謀。呉の初代皇帝。孫堅の次男。兄・孫策の急死でその座を継いだ。赤壁の戦いでは曹操の大軍を相手に勝利する。229年帝位に就いて呉を建国した。呉大帝。
劉備 字は玄徳。蜀漢の初代皇帝。前漢の中山靖王・劉勝の末裔とされる。義勇軍を結成して黄巾賊討伐に参加、各地を転戦し、ついには三國の一方を占めた。蜀漢昭烈帝。
孫堅 字は文台。孫子の末裔とされる。黄巾討伐等で活躍し、長沙太守となる。反董卓同盟軍では先鋒を務めた。袁術、劉表と争い襄陽で戦死。のちに武烈帝と諡された。
孫策 字は伯符。孫堅の長男。袁術から三千の兵を借りて挙兵する。短期間に江東一帯を平定して「小覇王」と呼ばれた。狩猟中に襲撃を受け、その傷がもとで若死にした。
何進 字は遂高。後漢の大将軍。劉弁(少帝)を生んだ何皇后の異母兄。宦官の助力で外戚となった。盧植、皇甫嵩、朱儁に黄巾の乱を鎮圧させた。
董卓 字は仲穎。後漢の并州刺史だったが、何進の召集に応じて入京、混乱に乗じて権勢を握る。少帝廃立、長安遷都、太師自称など暴虐を極めるが、王允、呂布に殺された。
袁紹 字は本初。袁術の従兄(兄とも)。四世三公の名門。曹操の呼びかけに応じて反董卓連合の盟主となる。連合解散後、官渡の戦いで曹操に大敗。
呂布 字は奉先。後漢の将。「人中の呂布、馬中の赤兎」と称された猛将。裏切りを繰り返して大陸を暴れ回るが、自らも部下に裏切られあえない最期をとげた。