官渡の決戦で宿敵・袁紹を下した曹操は、袁紹の息子たちの分裂を巧みに利用し旧袁紹領を浸食し河北を制する。中国の北半分を手中にし丞相に昇り、名実ともに位人臣を極めるに至った曹操は、天下統一の総仕上げとして荊州に進出、孫権・劉備と長江を挟んで対戦するのだった。中国統一を夢見た乱世の姦雄の生涯を描いた大河ロマン、堂々の完結!
※著者「塚本青史」の表記は正しくは「」となります。