武士の生活1・足軽組頭~家老編

評定で主命を受ける

武士の生活の基本となるのは、奇数月に城で開かれる評定です。
評定では大名が決めた方針に応じて様々な主命が候補として提示されます。その中から、現在の身分で受けられる主命を選びましょう。
なお、評定が行われるのは1日~5日までです。この期間に登城しないと、次回の評定まで主命は受けられません。

木下藤吉郎

評定には遅刻厳禁じゃ! 
主命を受けられぬばかりか、殿にこっぴどく怒られて勲功も下がってしまうぞ!

どんな主命を受けるか?

はじめの主命は「修業」を選ぶのがいいでしょう。「修業」して技能が上がれば、いずれ他の主命を受けたときにも役立ちます。
また、主命はただ達成するだけでなく、より大きな成果を上げたほうが、当然稼げる勲功も多くなります。そのため、自分の得意な主命を選ぶようにすることも重要です。

木下藤吉郎

背伸びはいかん。
自分の技能が生かせる主命を選ぶのが肝要じゃ。
時には殿の「方針に意見」するのも大切じゃぞ。

主命を達成したら必ず報告!

主命を終えても、城に戻って主君に報告しなくては達成したことになりません。
高い勲功を得るためには、できるだけ高い成果を上げておきたいものですが、くれぐれも期限に遅れないよう気をつけましょう。

木下藤吉郎

軍馬購入などの主命で、遠方まで出かけることもあろう。
城に帰ってくるまでの日数も計算に入れておかねばならんぞ!

主命の合間にすべきこと

主命達成後、次の評定まで余裕がある場合は、できるだけ「修業」に励みましょう。
高い技能をたくさん身につければ、それだけ主命で成果を上げやすくなります。そのために必要なのが、人脈とお金です。
多くの技能は、他の人物から教わらねば修業できません。しかし、親密度の低い相手に師事しようとしても断られるだけ。技能が高い人物を見つけたら、「茶席」や「贈り物」で親密度を上げるといいでしょう。
また、修業にも人づきあいにもお金がかかるもの。町の「座」や「酒場」で仕事を受けたり、交易品を売買したりしてお金を稼ぎましょう。

木下藤吉郎

「茶席」ならただで親密度を上げられる。早いうちに茶器を1つは手に入れておきたいものだな。ただし、あまりに安物では効果は薄いぞ。

配下を持つ

足軽大将以上の身分になると、自分の配下(陪臣)を持てるようになります。いずれ一国一城の主となる日に備えて、優秀な配下をそろえておきたいものです。
ただし、配下の俸禄は自分の俸禄から分け与えることになるので、身分が低く俸禄が少ないうちは多くの配下は持てません。

羽柴秀吉

浪人を配下に迎えるためにも、親密度は上げておかねばな。方々の町を回ってめぼしい人材がおらぬか探しておこうぞ。

合戦に出る

評定で出陣を命じられると、合戦に参加します。合戦で大きな戦功を上げると、高い勲功を得られます。「特技」を駆使して、敵備(=部隊)の壊滅や城門の破壊を目指しましょう。
ただし、自分の備が途中で壊滅すると、戦功は半減してしまいます。危なくなったら敵から離れましょう。

羽柴秀吉

詳しくは、以下の項目を見るとよいぞ。

そして、さらに出世を目指すのじゃ!