ゲームシステム
SYSTEM

大陸全土を
自軍の色で塗り尽せ

出 征

州に対し、軍団単位で一斉に大軍を展開するダイナミックな戦略。

勢力の規模が大きくなり、君主の爵位が「公」以上になると、「出征」を実行できるようになる。
「出征」は、軍団単位で州を攻撃目標にできるコマンドで、複数の拠点から一斉に多数の部隊を展開することができる。
ゲーム後半は州の規模で戦略を練り、より大規模な部隊運用へと思考が変化していく。
通常の出陣では一部隊につき一枚命令書が必要になるのに対し、「出征」ではすべての部隊の命令に対し一枚の命令書で実行できる。

一騎討ち

お互いに「一騎」の個性を持つ両雄が見せる迫力の一騎討ち。

戦闘中、部隊を率いる武将同士で「一騎討ち」が発生することがある。
「一騎討ち」は自動で進行し、5合を打ち合って相手よりも多く体力を残しているか、途中で相手の体力を0にすると勝利となる。
「一騎討ち」に敗北した武将は、負傷や捕縛、討死する場合があるほか、率いる部隊の士気が大きく下がる。部隊は士気が0になると壊滅するため、「一騎討ち」の敗北と連動して部隊が壊滅することもある。
個性「豪傑」「一騎」「矍鑠」を持つ武将は「一騎討ち」が発生しやすく、また「一騎」「矍鑠」を持つ武将は一騎討ちで有利になるため、これらの「個性」を持つ武将は戦闘において重要な役割を担う。

戦線拡大

① 劉備の軍が許昌に向けて進軍。
② 敵の土地に侵攻し、戦線を拡大していく。
③ 次々と「府」を占領し、支配地域を広げていく。
④ 許昌の周辺地域を完全に制圧し、敵都市を追い詰める。

各勢力が支配する土地はそれぞれの色で塗り分けされ、戦線を視覚的に確認することが可能。
戦闘では、敵の支配地域に侵攻して土地を奪い取り、戦線を拡大していくことが基本的な戦い方となる。また、部隊が一度に占領できる土地の広さは、部隊の陣形や兵力に応じて変化する。
ある程度の土地の集まりは地域と呼ばれ、勢力は地域単位で土地を管理している。地域を管理する「府」を占領すると、その地域の支配権を獲得し、地域からの収入を得たり出陣中の部隊に支援効果を与えることができる。
どこの土地に侵攻し、どの地域を制圧しながら進むか、戦線の描き方次第で戦局が大きく変わる。

兵站断絶

① 関羽と張飛の部隊が敵部隊を引き付ける。
② 劉備の部隊が敵部隊の背後にまわる。
③ 出陣元である宛との間の土地を奪い、敵部隊の兵站を断った。

出陣中の部隊は、出陣元となる都市と自勢力が支配する土地でつながることで、「兵站」(補給線)を維持した状態となり、万全の状態で戦うことができる。そのため、部隊と出陣元の間にある土地を奪われて出陣元との繋がりを断たれると、その部隊は士気低下や状態異常などの影響を受けて弱体化する。
敵部隊との交戦では、一方の部隊で敵を足止めしながら、機動力のある部隊で敵の後方に回り込んで補給線を断つなど、兵站を巡る攻防も楽しめる。

陣 形

敵拠点の攻略には攻城兵器が使える陣形が有効。
水軍を強化して「船」をレベルアップしていくことで水上戦が有利になる。

部隊を編成する際には、「陣形」を選択することができる。「陣形」は、機動に特化した「錐行」、防御に優れた「方円」など13種類存在し、戦局に応じて適切な陣形を選択することで戦闘を有利にすることができる。さらに、一部の武将は、「井闌」や「衝車」「投石」などの攻城兵器を使うことができる陣形を持ち、拠点を攻める際はその陣形を選ぶことで効率的に目標を攻め落とすことができる。

また、大河での陣形は必ず「船」になる。「船」には、最初から使える「走舸」、性能が向上した「蒙衝」、遠距離攻撃可能な「楼船」があり、施政で水軍を強化していくことで使える船が増えていく。呉軍には個性「水戦」や「操舵」を持った武将が多く、水上戦では有利になる。

陣形一覧

名称 役割 特徴
魚鱗 野戦 攻軍と防御が高く、野戦では幅広く活躍できる。
蜂矢 遊撃 機動と攻軍が高く、遊撃隊として奇襲に向く。
雁行 遠攻 遠距離攻撃ができるが防御が低く、前衛を置くことで活躍の幅が広がる。
方円 防御 機動は低いが防御が高く、時間稼ぎや持久戦といった戦い方に向く。
鶴翼 制圧 占領幅が広く防御も高いため、地域の占領や前衛に向く。
長蛇 山岳 山や森にいる時だけ能力が大幅に上昇するが、それ以外での活躍は難しい。
錐行 機動 戦法を使用できない代わりに機動に特化し、敵の背後を取りやすい。
井闌 攻城 拠点の兵士を攻撃することに特化した攻城兵器。
衝車 攻城 拠点の耐久を攻撃することに特化した攻城兵器。
投石 攻城 拠点の兵士も耐久もバランスよく攻撃できる攻城兵器。
走舸 水上 水上を移動するための基本となる船。
蒙衝 水上 走舸よりも性能が改善された船。
楼船 水上 遠距離攻撃ができる最上級の船。

戦 法

出陣時、武将ごとに陣形、兵力、戦法を設定する。
夏侯惇の固有戦法「豪気衝天」。
周辺の味方部隊の士気を上げ、交戦中の敵部隊の攻軍を下げる効果がある。
相性の良い味方武将の戦法も同時に発動する「連携戦法」。
「連携戦法」ではそれぞれの戦法の効果も上がる。

出陣した武将は、その武将が持つ「戦法」を発動することで、敵部隊の兵力を大きく削ったり、混乱状態にして行動不能にしたりするなど、戦闘を有利に運ぶことができる。 また、一部の武将はさらに強力な効果を持つ「固有戦法」を持ち、発動することで戦局を大きく変動させることも可能。
「戦法」は、義兄弟など相性の良い味方部隊が近くにいることで「連携戦法」となり、より強力な効果を発揮して自軍を勝利に導くことができる。