2011年2月10日 版

2011年2月16日(水)実施、技能調整のお知らせ

2011年2月16日(水)に実施する「2月アップデート」で予定している、技能バランス調整の意図についてご説明いたします。


回復系技能の調整

『信長の野望 Online』の攻略状況を調査した結果、回復を担当する一部の特化系統が、想定よりも活躍できていない状況が見受けられました。各特化系統が個性を発揮しつつ活躍できるように、下記の技能について効果及びバランスの調整を行います。


  • 薬師特化系統【医学】
    • 二者救護(にしゃきゅうご) 消費気合を1680から950に減少させます。
      1対象に重ねがけすることで回復量を上昇させられるなど、柔軟性の高い技能としてデザインされていますが、消費気合が減少することでさらに使い勝手がよくなります。
  • 薬師特化系統【修験道】
    • 護鬼法力(ごきほうりき) 対象を味方2体まで選択できるように変更し、1対象に重ねがけもできるようになります。また、消費気合を1240から950に減少させます。
      特化系統【医学】とのバランスを考慮し、2対象に使用した場合の回復量は若干抑えられています。しかし、消費気合の減少によって使い勝手が向上することと、「敵から受けるダメージを軽減する効果」を1行動で2対象に付与できることにより、活躍の場が広がると考えています。
  • 薬師特化系統【神通力】
    • 神通活力(じんつうかつりょく) 対象を味方2体まで選択できるように変更し、1対象に重ねがけもできるようになります。
      特化系統【医学】とのバランスを考慮し、2対象に使用した場合の回復量は若干抑えられています。しかし、「対象が行動する際に対象の生命力を回復する効果」を同時に2対象に付与できるようになるため、効率が高まり、特化系統【神通力】の特長である継続的な回復能力を発揮しやすくなります。
  • 僧特化系統【仏門】
    • 双掌冥護(そうしょうみょうご) 回復を担当する他の特化系統の技能と比較して、回復量や結界を付与する効果の面で優位性が高く、差が大きい状態であると判断しました。そこで、他の特化系統とのバランスを考慮し、適正な回復量に調整します。
    • 智拳印・参(ちけんいんさん) 一定回数において回復量を上昇させる技能ですが、効果を得られる回数を増加させます。攻撃に参加しつつ回復も行える特化系統【僧兵】や【密教】の回復能力のバランスを整える、という意図です。
  • 薬師・僧
    • 治癒(ちゆ)、全体治癒(ぜんたいちゆ)
      蓮華(れんげ)、全体蓮華(ぜんたいれんげ)
      回復量を大幅に引き上げます。
      神職を始めとするサポート職と連携することで、今まで以上に徒党を安全に守れるようになります。

術攻撃ダメージを軽減する技能の調整

特化系統【密教】と【忍術】は、術攻撃のダメージを軽減できる技能を有しており、術攻撃を得意とする敵に対して、有効な対抗手段を持つ特化と位置付けられています。
しかし、陰陽師の技能“周天法”(しゅうてんほう)によって、それらの技能が無効化されるため、対人戦や一部の“周天法”を使用するNPCと対峙する場合、【密教】や【忍術】の個性を生かしにくい状況となっています。
そのため「術攻撃への優位性を強化する新技能」を【密教】と【忍術】に追加します。合わせて、従来の攻撃術ダメージを軽減する技能の効果時間を延長することで、新技能を含む別の技能を使用できる機会が増え、戦術の幅が広がります。


  • 僧特化系統【密教】
    • 軍荼利明王法(ぐんだりみょうおうほう)【新技能】 対象に術攻撃への耐性を大幅に上昇させる効果を与えます。
    • 孔雀明王法(くじゃくみょうおうほう) 効果時間を延長します。
  • 忍者特化系統【忍術】
    • 呪壁の暗示(じゅへきのあんじ)【新技能】 対象に術攻撃への耐性を大幅に上昇させる効果を与えます。
    • 減殺の術(げんさいのじゅつ) 効果時間を延長します。

特化系統【雅楽】の技能調整

  • 神職特化系統【雅楽】
    • 神明の唄(しんめいのうた) “護鬼法力”(特化系統【修験道】)の調整に伴い、同様の効果を持つ本技能についても、対象を味方2体まで選択できるように変更します。

これまでの経緯と今後の予定について

「新星の章」以降のプレイスタイルの変化に伴う調整として、2010年「9月アップデート」「10月アップデート」にて、攻撃技能についてのバランス改善を行いました。これらのアップデートでは物理攻撃技能のダメージ引き上げ等を行ったため、その影響を計るべく調整後の動向を引き続き注視してきました。
結果、攻撃技能の強化に伴い、回復技能についても強化・改良が必要と判断し、上記の通り、技能バランス調整を実施することとしました。今後もプレイ動向を調査し、技能調整を継続して行ってまいります。

なお、2010年9月以降、プレイヤーの皆様の要望を元に「独眼竜の野望」のダンジョンの修正を行ってきましたが、これらを生かす形で「新星の章」第三陣のダンジョンのクオリティアップを進めております。是非、ご期待の上、お待ちいただければと思います。

今後も『信長の野望 Online』 をよろしくお願いいたします。