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前回のお題「βキャラ自慢」にたくさんのご投稿ありがとうございました。 それでは数多くのご投稿より担当が選んだエピソードをご紹介!

「私と蕎麦とおむすびと」さんの投稿より
「へぇ、あんまり良い物食べちゃうと太るんですか〜」
「太ったら絶交だよ」
彼の何気ない一言。私は愕然とした。
ただでさえ露出度の多い女陰陽師。もし太った足が垣間見えたりでもしたら…。
その時から、β2も通して5ヶ月にも渡るダイエット生活が始まった。
「やれやれ、貴女も頑張りますね…」
苦笑しつつもおむすびを渡してくれる茶店の主。
「がんばれっ!」
と、ご飯粒を手にくっ付けてガッツポーズをする看板娘に手を振って店を後にする。
殿方は多少太った方が貫禄があってむしろ格好良いくらいなのに、なんで私ばかり…。
おむすびが重くのしかかる。でも、頑張らなくちゃ。
女に生まれた以上、スタイルの維持は義務ですからね。
浜松を訪れた時の事。
浜納豆、子ゆず、うな重…。なんと魅力的な、そして残酷な光景だろう。
一度は食べてみたいものがズラッと並んでいる。
でも、もし食べて太ってしまったら…。
ここでもやっぱり苦笑いしつつもおむずびを渡してくれる主に会釈をし、
健気に応援してくれる看板娘に手を振って、今日も私は旅を続ける。
今なら言える。
レベルが低くても、技能が貧しくとも、これだけは自信を持って言える。
「私はスリムだ」
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「鳴神 響」さんの投稿より
私は武田にお仕えする女忍者の一人です。
私は他の忍者ほど足は速くありませんでしたが術の才能は人より
あったため忍術を極めようと頑張ってました。
そんなとき寄り合い所の密偵から旅をするにも他の国に潜入するにも諜報術が
あると便利だぞと言われ勧められるがままに巻物を買い修得することになりました。
やっと変装・壱を修得し、いざやってみようと巻物についてきた
変装セットをあけたとき私は驚愕しました。
変装用の服は男物、それはいいです。しかしなぜ、ナゼ
「かつらがチョンマゲなんだー!」
私は密偵の所に直談判に行きました。
「わたしは女ですよ。ちょんまげはあまりじゃないですか(泣)」
もちろんお役所仕事でかつらの交換なんか受け付けてくれるわけはありません。
忍者とは忍ぶ者と自分に言い聞かせ変装・弐、
変装・参に淡い期待をいだき修得に励みました。
しかし服装の替えはあってもかつらのかえはなく…
いまだ人前で変装するたびに笑いのとれる日々を送っております(泣)
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たくさんのエピソードありがとうございました。
次回のお題は、
「この大名に仕えたい」です。

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