主人公である”自分”が、恋愛対象として登場する男性キャラクターと出会い、
自分の行動や、会話での選択肢によって、メインストーリーの達成と並行して
恋を発展させていく、恋愛・育成シミュレーションゲームです。
「金色のコルダ」の登場人物を見てみると、
男性は月森、土浦、志水、火原、柚木という個性豊かな5人に加え、
少し大人の王崎、金澤も恋愛(攻略!?)対象ということ。
誰と恋を進めるかによって、もちろんゲームのエンディングは大きく変化をします。
ネオロマンスゲームのこういった特徴を、いかに舞台・ミュージカル化するか。
そこは、本作品の大きな課題であり、同時に魅力でもあります。
主人公、つまり観劇する方一人一人の見方により、楽しみ方はさまざま。
でも、やっぱり魅力的なキャストが揃ったからには、
ゲームのように、特定の一人とのエンディングも味わえたら嬉しいですよね。
とはいえ、全ての要素を脚本に組み込むのは難しい・・・
そこで、各回の本編終了後に”マルチ恋愛エピローグ”を実施。
過去のステージをご覧になった方は、会場での日替わりナレーションとともに
言わずもがな、馴染みのあるものかと思います。
本編では語られない心中や、面と向かっては言わないことも、このエピローグでは堪能できます。
春公演で実際に行われたものは、もちろんDVD(限定版)に収録。
夏公演でも新たな内容で実施を予定していますので、おまけとして楽しんでいただければと思います。