2日目公演も無事終了致しました。
お越しいただいた皆さま、ほんとうにありがとうございました。
今回の会場である「銀河劇場」は「天王洲アイル」という、
湾岸のおしゃれなロケーション。
建物も内装も、とても綺麗な劇場です♪
ロビーのバーカウンター「ストラトルージュ」では、
公演期間限定で飲める「ステラ・クインテット」5人の名前がついたオリジナルドリンク(ノンアルコール)が!
キャラのイメージカラーに合わせた、色どりのとっても綺麗なドリンクです♪
また物販コーナーの脇にはヴァイオリンが飾られており、
「コルダ」の世界に来た実感があります!
公演中ももちろんですが、会場周辺の散策や、劇場内でのお買い物、
ドリンクや軽食でホッと一息する時間
なども、観劇の楽しみのひとつかな、と思います。
美麗な劇場の雰囲気とあわせて、ステキな一時をお過ごしいただければ幸いです♪
さて、「コルダ」という作品をミュージカル化するにあたり、
衣装と髪型は、原作をご存じの方にはとても気になるポイントだったと思います。
「コルダ」の場合、現代に生きる高校生としてのリアリティを重視したい反面、
原作をご存じない方には、髪の色で人物が見分けられるメリットもあり、カラーは重要です。
(基本制服なので
)
もちろん、原作をよくご存じの方には、
キャラクターイメージ上も大事なポイントですね。
また、髪の長さやシャギーの入れ方は、全体のバランスや、
動いた時の見え方にも左右されます。
特に香穂子や柚木など長髪キャラは、動いた時の流れ方や揺れ方の美しさも重視しています。
それと、照明です。稽古場のあかりと舞台照明はまったく違うので、
そこでもまた調整が入ります。
髪型もカラーも、何度も何度も、本番ギリギリまで調整を重ねてきました。
こちらが、数知れない調整を経て完成した、コンクール参加メンバーのウィッグです。
ウィッグ秘話をぜひ皆さまへお伝えすべく、
「ステラ・ミュージカル」でヘアメイク、ウィッグ制作を担当した、
メイクアップアーティストの植村タケヒサさんにお話を伺いました。
こちらのステキなお兄さんです。
「ウィッグは、スチル撮影用、舞台用と、シチュエーションに応じて調整しました。
最初は水性(の染料)でカラーリングしていたのですが、
時間が経つと落ちてしまうんです。
早く油性(染料)でフィックスしたかったのですが、
スチルと舞台で見え方がまったく違いますから。
落としすぎてもカラフルすぎてもよくないので、
落としどころがほんとうに難しかったですね。
まずはカラーよりも、髪型をフェイスラインに合わせる方を優先しました。
3週間くらい、稽古場で合間を見て、役者さんと直接ディスカッションしたり、
実際に顔を見ながら調整を進めていくうち、方向性がつかめてきました。
12日に行われたトライアウト公演で、これだというラインがはっきり見えた感
じです。
カラーは単色ではなく、例えばブルーにしても黒とあわせ微妙な濃淡をつけてい
るのですが、
その兼ね合いも含め、本公演までにプランを固めることができました(談)」
といった調整を経て、いままさに舞台で、皆さまにごらんいただいております。
衣装も同様に調整を重ねてきましたが、改めてご紹介できればと思います!
さて、まだまだ公演は続きます。
引き続き、ぜひご声援、お願い致します!
by Nanta Lucia
▲pagetop