「人事」コマンドは、「城主」「褒美」「論功」「没収」「処罰」「縁組」「登用」と基本的な7種と、大名がいる領地でのみ選択できる「隠居」を合わせ、計8種からなる。配下武将の忠誠度をコントロールするのが、このコマンドのおもな役割だ。
いつの時代にでも当てはまる言葉だが“人材は宝なり”ということを忘れずにいたい。

ゲームシステム的には小さな変更ながらも、その変化に大きな効果が感じられるのが、「褒美」コマンドでの武将複数選択。Windows版をプレイしたユーザーなら、より強く感じられるはずだ。

大名がいない領地の城主を任命する。能力の高い武将を据えるのがベター。忠誠度や身分に注意。
対象の配下武将に、家宝、官位、役職のいずれかを与え、忠誠度をアップさせる。
配下武将の家宝、官位、役職のいずれかを没収する。大幅に忠誠度がダウンするので実行は慎重に。 自勢力からの「追放」、または
「処断」といった厳しい罰を与える。実行する機会は少ないかと。



「文化」コマンドでは、「茶会(ちゃかい)」「鷹狩(たかがり)」「連歌(れんが)」「鑑賞(かんしょう)」といった文化的行事に武将を参加させることで、それぞれ関連づけされた能力を磨くことができる。
コマンド実行にはちょっとしたコツがあり、参加武将のなかに能力の高い武将を入れておくと、得られる効果が大きくなるのだ。
催される行事は、それぞれの領地の特産や来訪する文化人によって異なる。南蛮文化が高く、関所がない領地ほど、来訪者が多いようだ。
商人や茶人の来訪中に催される行事で、参加武将の「政治」経験値がアップする。
茶のもてなしを受けつつ、小ぢんまりとした密室であれこれと話しをするようだ。

「狩場」の特産を持つ領地で催される行事で、参加武将の「統率」経験値をアップする。
飼い慣らした鷹を使った狩猟をとおし、戦で役立つヒントが得られるとか。
連歌師の来訪中に催される行事で、参加武将の「知略」経験値をアップする。
短歌の上の句と下の句を分けて、ふたりで詠むのが基本的な形式らしいです。
歌舞伎役者や能役者が来訪中に催される行事で、参加武将の「教養」経験値をアップする。
画面の前で合いの手を入れるなどすると、いっそう雰囲気が出る。

 (C) 2004 KOEI Co., Ltd./KOEI NET Co., Ltd. All rights reserved.