敵対する勢力を攻め落とすにも、その方法はさまざま。直接的な軍事力による攻略はもっともオーソドックスな手段だが、巧みな外交交渉を展開することで、時代のフィクサーを演じるのもおもしろい。
「交渉」コマンドには、「大名」「朝廷」「商人」とある。戦略的な諸大名との同盟や、朝廷から官位を授かるなどがおもな目的といえる。
遣いの武将が恭(うやうや)しげに頭を下げる場面は、なかなか雰囲気があってよいものだ。
「商人」との交渉は、商人が領地を訪れている場合に可能で、兵糧、武器、そして家宝などの売買が行える。


とかく金銭的に苦しい序盤では、「商人」との交渉が資金捻出の有効な手段のひとつ。なかでも家宝の売買は高額で、良い品ともなると金1万や2万での取引も。売り買いはともかく、家宝リストを覗いてみるのもよいものです。

商人が売り歩いている家宝は、その時々で違ってくる。足しげく通っていれば、掘り出し物に出会えるかも!?




漢の高祖・劉邦曰く“謀(はかりごと)を帷幄(いあく)の中(うち)に運(めぐ)らし勝つことを千里の外(ほか)に決す”とか。陣営で作戦を立て、遠く離れた戦場で勝利する(三省堂「大辞林」第二版より)との言葉のとおり、地道な計略活動で得られる効果は小さくない。
「計略」コマンドには「諜報」「破壊」「流言」「扇動」「内応」「引抜」と6種類があり、それぞれ実行武将の「知略」によって活動の精度に違いが表れる。
人知れず推し進めた活動が実を結んだ暁には、ダーティにニヤりと微笑むことを心がけたい。



 (C) 2004 KOEI Co., Ltd./KOEI NET Co., Ltd. All rights reserved.