◆銀の大樹

ゲーム「アンジェリーク トロワ」に初登場。
遠い未来の新宇宙でラ・ガの侵略をうける未来の女王は、
過去の二人の女王に救いを求めた。
宇宙意志・エルダの封印された浮遊大陸アルカディアを過去に時空移動させ、
封印を解いてくれるよう依頼。
そのアルカディアに立つ、美しい銀の葉を持つ大木が銀の大樹である。
封印が解ける前のエルダは、この大樹のもとに姿を現し
アンジェリークたちと会話する。
トロワの事件が解決した後、
アルカディアの存在する次元のはざまは小宇宙となって安定した。
OVA2の中巻で、聖地を訪れたファルゥが告げた不思議な言葉。
「いしは、おおきなきになるよ……」
それを聞いた女王は、即座に研究員エルンストをアルカディアに遣わす。
現地の研究員を動員して、銀の大樹の周辺を徹底調査したところ、
その根元になかば化石化した4つのジェムの痕跡が発見された。
緑のジェム、風のジェム、水のジェム、地のジェム……
これらが遠い未来から来た大陸の地中から発見されたということは、
新宇宙の未来のどこかで4つのジェムが銀の大樹を育て、
過去に送られるまでの運命を共にしたということになる。
つまり、これらのジェムは新宇宙に還り、
いずれアルカディアとなる大地に収められねばならないのだと、女王は考えた。
新宇宙のアンジェリークと補佐官レイチェルは、
その場所が『銀水嶺の惑星』の地上のどこかであることまで突き止める。
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