●北条氏康 関東広域を支配した、後北条家の三代目当主。北条早雲の孫。 戦国時代を通して最も政治手腕に長けた人物であった。 領内の収穫量をはかるための検地や貨幣制度をいち早く導入し、その善政により民に慕われた。諸制度は徳川幕府に引き継がれ、江戸時代になっても人々は氏康の治世を懐かしんだという。