●伊達政宗 若くして東北の地に最大の版図を築き、「独眼竜」と恐れられた奥州の覇者。 派手好みで奇行が目立つが、その一方極めて用心深い性格でもあった。 日頃より三十種類以上の花押(かおう)を正式な文書と密書とで使い分けており、秀吉から謀叛の嫌疑が掛かった際も、証拠とされる密書の花押が異なることを主張し言い逃れた。