『信長の野望・大志 with パワーアップキット』公式サイト

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目指すは“天下統一”

天下統一とは、ずばり、軍勢を率いて敵の城を攻め取り、全国の半分以上を支配することです。「半分でいいの?」と思ったあなた、鋭いです。半分でよいのです。
半分を統一すれば「惣無事令(そうぶじれい)」という私戦禁止令を発布でき、世の中が平和になり、天下統一が果たされます。
では、ずっと戦ってばかりなのか? ……もちろん違います。戦うためには準備が大切です。この準備の良し悪しが“名君”となるか“迷君”となるかの分かれ目です。
迷君にならぬよう、どんな準備が必要か、さっそく見てみましょう。

▲ 時は戦国、日本中に数多の大名がひしめく群雄割拠の時代!
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戦う前の準備は“金”と“米”から

戦う前の準備でポイントとなるのは“金(金銭)”と“米(兵糧)”です。
金銭はさまざまなコマンド(命令)を実行するのに必要です。これらがないと重要な命令が出せなくなるので、しっかり確保しましょう。
兵糧(ひょうろう)とは兵士が食べる食糧のこと。兵(軍勢)を動かす際には多くの兵糧が必要になるのでふだんから蓄えておきましょう。
金銭と兵糧の大切さがわかったところで、次にこれらの入手方法を簡単に紹介します。

商圏に進出すれば金銭がもらえる!

全国にはたくさんの「商圏」があります。この商圏に「進出」するとその商圏のアガリ(収益)の一部を手に入れることができます。「進出」とはコマンド(命令)の一種で、金銭を使って実行できます。
進出できるのは一ヶ月に一度だけ、他国の商圏には通商協定を結ばないと進出できないなど、ちょっとしたルールもありますが、すぐに覚えられるものばかりなので心配ご無用。

▲ まずは自分の領内の「商圏」から収入を確保していきましょう。

農民に命じて田畑を耕せば米が増える!

城の周りには田畑(農地)が広がっています。この農地を耕せば、兵士の食糧である米(兵糧)をたくさん収穫できるようになります。
ただ、あなたは大名という立場。一国のお殿様が自ら鍬で田んぼを耕すわけにはいきません! 大名の仕事は、いかに効率よく収穫を増やすかを考えて、城の周辺に暮らす農民に適切な命令を下していくことです。
春夏秋冬それぞれの季節に1度ずつ、農民にもっとも効果的な命令を下して、来るべき戦に備えて兵糧をどんどん蓄えていきましょう。

▲ 情報は豊富ですが、やるべきことはシンプル! 農地を広げる(開墾)、肥料をまく(肥撒き)など、季節ごとに状況に応じたベストな命令を下しましょう。
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家臣とともに国の未来について話し合おう

これまで紹介してきた通り、どの商圏に進出するか、どのように農地を耕すかなど、あなたは大名として判断を下していきます。
しかし、どれだけ有能な大名であろうと、たった一人で国を豊かにしていくのは至難の業。ましてや目指すは天下統一、一人で歩むにはあまりに遠い道のりです……。

そこで、天下を取る算段、国を豊かにする施策を練るために、優れた家臣たちを参加させて会議(評定)を開きましょう!
定期的に開かれる評定(ひょうじょう)では、商業や農業など今後どの分野を伸ばしていくべきか、家臣たちが提案してきます。どの意見を採用するかが、あなたの腕の見せどころです。例えば、「商業に注力すべき」という提案を採れば、商業発展についての考えがまとまります(「施策力」が高まります)。

その施策力を用いて、国を発展させるための政策(方策)や、国の行く末を決める絶対的な大名の命令(大命)を打ち出すことができます。
方策(ほうさく)も大命(たいめい)も、国にさまざまな効果をもたらします。方策の利点は効果が発揮され続けること、大命の利点は一時的ながら強力な効果があることです。
施策力をどのように活用していくか――それは一国の命運を左右する大きな決断です。まさに大名ならではの使命といえましょう。さあ、大名たるあなたの決断やいかに!

▲ 評定に参加させる武将は自由に選ぶことができ、どの意見を採るかもプレイヤーの判断に委ねられる。
▲ 評定で高まった施策力を用いて、国の状況に応じた最良の方策を実行していきましょう。
▲ 施策力を用いて、ここぞというときに超強力な大命を打ち出し、国の未来を切り開くことも可能!
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“兵”を募り、力を蓄えよ!

商業や農業を推し進めることで、金(金銭)と米(兵糧)が貯まったら、次は“兵”を募りましょう(募兵)。
他家を戦で攻め滅ぼすには多くの兵が必要ですし、いくら内政を発展させても、戦に破れ、城を取られてしまえば元も子もありません。戦国乱世の渦に飲み込まれないためにも、「募兵」は怠らないよう心がけたいものです。

兵は「農兵」と「足軽」の2種類に分けられます。農兵は田畑を耕す「農民」から、足軽は職を持たない「流民」から募ります。農兵を集めすぎると、農業に従事できる民が減り兵糧収入が減ります。
一方、足軽は農兵に比べて戦向きの兵ですが、俸給(金銭)を支払う必要があるため、おいそれと雇うことができません。

いずれにしても、多くの金銭と兵糧の収入を維持できないことには、多くの兵を雇うことができないのです。
内政にも力を入れつつ、多くの兵を雇う。このバランス感覚が非常に重要になってきます。

▲ 金銭と兵糧を考慮しながら適切な数の兵を集めましょう!
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いざ戦へ、目指せ常勝軍団!

準備ができたら、いよいよ戦です。

こちらの準備は万全ですが、敵もその間に準備を整えているはず。
決して油断せず勝てそうな相手を狙いましょう。えっ、卑怯者? そんなツッコミが聞こえてきそうですが、勝てる相手と戦うのは兵法の鉄則。
勝てない相手に戦略もなく挑むのは匹夫の勇です。大名たるもの、負けてもいいやなんて思わず、しっかり勝利をもぎ取りましょう。

「周りに自分よりも弱い大名がいない」というあなた、そのような時は味方の力を借りるのも手。他の大名と力を合わせれば強力な大名にも勝てるはずです。
相手を決めたら宣戦布告を行い、戦争開始です。敵の城を目指して味方の軍勢を出陣させましょう。

もちろん敵も黙って見ているわけではありません。軍勢を出してこちらを迎え撃とうとしてきます。お互いの軍勢がぶつかると野戦(決戦)で雌雄を決することになります。
決戦では軍勢を自由に操作できるので、戦場を縦横無尽に駆け回り、将としての器の違いを見せつけてやりましょう。

決戦に勝利し敵の城に辿り着いたら「攻城戦」が始まります。敵も必死に抵抗してきますが、勝利まであと一歩なので気を引き締めて頑張りましょう。
このように敵の城を落としていくことで、どんどん領土を拡大していくことができます。目指せ、天下統一!

▲ 満を持して織田信勝に宣戦布告、同盟関係の斎藤家が味方についてくれました。
▲ 味方は積極的に活用しましょう。援軍を依頼すると城にいる兵と武将を貸してもらえます。
▲ いよいよ出陣、「行軍」で部隊を敵城に向けて進軍させましょう。
▲ 敵が迎撃部隊を出してきました。いざ、決戦!
▲ 迎撃してきた軍勢との「決戦」では部隊を思いのままに操り、勝利をめざしましょう。
▲ 迎撃部隊を撃破したら、いよいよ敵の城に攻め込みます。城を奪い領土を広げるまであと一歩!
▲ 敵の最後の城を落とせば相手は滅亡! しかし、その先には巨大な今川家の姿が……。