STORY

ラオウ編
Z来襲
時は世紀末、暴力が支配する時代。
そんな時代をたくましく生きるバット、そしてリンの前に あの男 が現れる。
世紀末救世主伝説が今、始まろうとしていた。
怒り天を衝く!
わずかな種モミに明日への希望を見出す老人、ミスミ。
ケンシロウはミスミと出会い、彼を助ける。
だが、老人のはかない夢は、凶暴な組織 KING につぶされようとしていた。
サザンクロスへ!
ケンシロウの命を執拗に狙うKING。彼らの真の目的は?
KINGの正体とは?
ケンシロウは決着をつけるため、
KINGの本拠サザンクロスへ潜入する。
執念の炎!
KINGの正体は南斗孤鷲拳のシン。
ケンシロウの婚約者ユリアを奪い、彼の胸に七つの傷をつけた男だった。
ケンシロウの執念に勝る怒りが今、強敵相手に炸裂する。
野望を絶つ涙!
優秀な子孫を残すため女性をさらう集団、GOLAN。
彼らの魔手からリンを救ったケンシロウは、
これ以上の悲しみを生まぬためにゴッドランドへ乗りこむ。
一口の水のために
ケンシロウ一行はバットの故郷、トヨの村へ向かった。
村の井戸は枯れていたが、トヨと子供たちは懸命に生きていた。
だが、ただ一口の水を求めたために悲劇が起こる。
闘神の化身!
追い詰められたジャッカルは、
ビレニィプリズンに眠る悪魔の封印を解く。
甦った悪魔の化身と、闘神の化身・ケンシロウ。
壮絶なる闘いの行方は。
ふたつの凶星!
とある村の用心棒になったケンシロウは、
そこでユリアに似た女戦士と、南斗聖拳を使う男に出会う。
彼らとの邂逅によって、ケンシロウの宿命は再び大きく動き出す。
岩を裂く拳!
ケンシロウは、南斗水鳥拳のレイ、
村の女リーダーマミヤとともに野盗 ・ 牙一族のアジトに乗りこむ。
だが、そこには恐るべき罠が仕掛けられていた。
死闘への旅立ち!
レイの妹をさらったのはケンシロウの兄のひとり、ジャギだった。
己の名を騙り悪事を働くジャギを倒すべく、ケンシロウは旅立つ。
兄弟同士血で血を洗う、死闘の旅へ。
悲しき天才!
敬愛する兄、トキが人体実験をしている。
耳を疑う噂を聞いたケンシロウが見たものとは。
北斗神拳を汚した男に、ケンシロウの怒りの拳が炸裂する。
静かなる巨人!
本物のトキは鬼の哭く街、カサンドラに幽閉されていた。
そこは虫けら一匹すら脱走できない死封の監獄島。
マミヤの先導の下、ケンシロウは不落の伝説に挑む。
死兆星の蒼光!
世紀末覇者拳王とは、北斗の長兄 ラオウ。
天を握ると宣言し、己の野望のためには神をも恐れぬ男。
その強大な影が、レイに迫っていた。
最期の炎!
ラオウに敗れたレイは、三日の命を宣告された。
彼は残された時間を愛する女、マミヤのために使う。
彼女の命運を握る男、南斗紅鶴拳のユダを倒すためだけに。
めざめる仁星!
拳王に代わり頭角を現したのは、聖帝サウザー。
彼の暴政に対し、ケンシロウは
南斗白鷺拳のシュウとともに抵抗する。
だが、彼らの前にサウザーの謎が立ちはだかる。
愛ゆえに!
シュウは人質を守るためサウザーに屈し、聖碑を運ぶ。
仁星の流す血、そして涙が北斗を呼び、ケンシロウは復活。
サウザーとシュウの待つ聖帝十字陵へ向かう。
絆熱く哀しく!
拳王 復活。
その報を聞いたトキは、実の兄ラオウとの戦いを決意する。
たとえその身が病にむしばまれようと、
幼き日に誓った約束を果たすために。
天狼の涙!
ケンシロウとラオウ、どちらが乱世を治める大木たりえるのか。
その答えを求め、泰山天狼拳の伝承者リュウガは
あえて、血に飢えた魔狼となる。
南斗ついに起つ!
ケンシロウとラオウの前に、
南斗最後の将を守護する五車星が現れる。
将の永遠の光のため、フドウ、ジュウザら五車の星たちは
命を懸けて天を舞い、地を駆ける。
その時は来た!
ケンシロウを選び、ラオウを拒む南斗最後の将の正体とは。
その謎に導かれた両者は、将の居城で再び対峙。
天を賭け、激突する時がついに来た。
こころを血に染めて!
ラオウはケンシロウに対する恐怖を拭い去るべく、
フドウの村へ侵攻。少年の頃に恐れたフドウの血を求めた。
対するフドウは、子供を守るため鬼となる。
さらば強敵よ!
熾烈なる強敵との戦いを経て、
無想転生をまとったふたりが到達した境地とは。
ケンシロウとラオウ、長きに渡る戦いはついに決着の時を迎える。
天帝編
新伝説創造!
ケンシロウが去ってから数年後、世は再び混迷の時代となった。
成長したバットとリンは北斗の軍を名乗り、弱者のため懸命に戦う。
いつか、あの男が帰ってくることを信じて。
不敵なる微笑!
ケンシロウは バットやリンとともに 天帝軍の郡都を次々と落とす。
そんな快進撃を続ける彼らの前に現れたのは、ケンカ拳法を使う男だった。
黄金の刺客!
世を統べる天帝は、北斗南斗抹殺の勅命を下した。
天帝に仕える元斗皇拳のファルコは、北斗の軍を制圧。
バットとリンに最大の危機が訪れる。
天を割る死闘!
ファルコは天帝を守るために、ジャコウ総督の言いなりとなっていた。
そして、天帝の所在をつかめぬままケンシロウと帝都で対峙する。
両者の戦いに果たして意味はあるのか。
修羅の国編
死を喰らう奴ら!
ケンシロウは、リンを取り戻すべく修羅の国に向かった。
だが、そこは闘いの修羅しか生まぬ地獄の大地。
その武の掟が、先行していたファルコを襲う。
地上最凶拳!
修羅に捕らわれたリンは、北斗琉拳のシャチに連れ出される。
ケンシロウを捨て駒と断じ、人の心も捨てたと豪語するシャチ。
だが、リンは彼の目に違うものを見ていた。
宿命の伝説!
ケンシロウはリンを取り戻すため、第三の羅将ハンと激突。
この戦いの中で、ラオウの残した伝説、そしてケンシロウに関する
衝撃の事実が明らかにされる。
伝説の血脈!
ケンシロウとの再会もつかの間、リンは第一の羅将カイオウにさらわれる。
リンを救うべくカイオウの城に向かうケンシロウ。
彼はそこで北斗琉拳の底知れぬ怨念を知る。
涙枯れし兄弟!
傷が癒えたケンシロウは、実兄にして第二の羅将、ヒョウと戦う。
カイオウの目論見どおり、戦いのあとに残るものは、
兄弟の骸となってしまうのか。
よみがえる凄血!
シャチは北斗宗家の秘拳が眠る泰聖殿へ向かうが、
そこにはすでにカイオウがいた。シャチはたとえかなわぬと
知っていても、レイアのために魔神に挑む。
哀しき聖塔!
悪で情愛は支配できない。そう断言するリンにカイオウは
破孔 死環白を突く。情愛を失った状態で野に放たれるリン。
彼女の運命は傷ついたヒョウが握っていた。
戦場の凄拳!
傷をつけ、心を消したカイオウ。傷を刻み、心をもらったケンシロウ。
ふたりの戦いは北斗神拳創造の時代から宿命づけられていた。
北斗神拳の歴史に隠された秘話とは。
バット・リン編
あの日の少年 NEW
ケンシロウは雷によって、リンはバットに秘孔を突かれて、ともに記憶を失った。
愛する女の幸せを願うバットは、ふたりの前から静かに姿を消す。
さらば愛しき者たちよ NEW
バットはボルゲの凄惨な拷問にも耐え続けた。
愛をくれたケンシロウ、そしてリンのために。
そんな想いが奇跡を起こす。
北斗神拳伝承者ケンシロウ、今こそ復活の時。