STORY

雨の降るロンドンの街並み。
謎の集団が突如、武装蜂起し、英国首相官邸一帯を制圧、
政府高官を人質に取った彼らは、ひとつの要求を行った。

「リュウ・ハヤブサを呼べ」と。

防衛省の特務機関に属するイシガミ、ミヅキからその情報を聞いた
リュウは、ともにロンドンへ向かった。 容赦なく襲い掛かる武装兵たちを、
その卓越した力で次々と退け、 ついに首相官邸内で組織のリーダー格と見られる
「仮面の導師」と対峙する。
壮絶な戦いの末、「仮面の導師」に致命傷を与えたかに見えたが、
逆に右腕に”殺戮の凶手”と呼ばれる呪いをかけられてしまう。
それは、これまでリュウに斬られた人々のうめきであり、闇に生きる者としての刻印。
その呪いは、右腕から腐り始め、やがて全身に回り、死に至るという。
呪いで思うように体が動かないリュウに対して、仮面の導師は、全世界に宣戦布告。

世界が終わるのが先か、リュウが死ぬのが先か。

リュウは、人を斬ることの重さと人を斬ることに対する報いを感じながらも、
自ら戦いにその身を投じていく。