STORY

見どころ

<その①>
ゲーム未収録の幻のエピソード『スポーツ街編』の完全ドラマ化! このドラマのための、ゲストキャラクター&キャストも登場!

<その②>
ドラマ中盤から分岐する、昼夜異なるストーリーを用意! どちらの公演も結末まで目が離せない!

<その③>
昼の部はモクマ&チェズレイ、夜の部はルーク&アーロンをフィーチャー。それぞれのバディの魅力をお届け!

あらすじ


熱気にあふれたサッカースタジアムで交錯する、大物マフィアたちの不和と思惑――


ゲームのエンディングから約2年後の春先。テレビやラジオは、4年に1度の「世界サッカーカップ」のニュースで持ちきりだ。
世間の熱気をよそに、あいかわらず仕事に追われるルーク。そんな彼のもとへ、ある時、薄型の箱が届く。
おかしいな。ピザの宅配を頼んだ覚えはないんだけど……

訝しみつつ箱を開けたルークの目に飛び込んできたのは、見覚えのありすぎる、魔の焼き菓子――
こ、これは……『アップルパイ・ボム』じゃないか!

ルークの脳裏に、ミカグラ島「スポーツ街」での大事件が鮮やかによみがえる。
あれは、カジノ街のミッションがひと段落した直後のこと。公安の記録にすら存在しない、幻の数日間があった……。

事件のキーマンは2人。
1人は、だんごを中心に扱う和菓子チェーンの社長・望月満
もう1人は、アップルパイで人気を博した洋菓子チェーンのCEO・プレーヌ・リュンヌ

望月社長とリュンヌCEOは、それぞれ、2強サッカーチームのオーナーも務めていた。
そればかりではない。2人はなんと――敵対しあうマフィアのドンでもあったのだ。

何年もの間、危険な均衡を保ち続けて来た2つのマフィアは、「サッカー・ミカグラカップ決勝戦」を目前に、一気に抗争状態に突入する。
きっかけは「3色だんご銃」による、リュンヌ暗殺未遂。
報復を叫ぶリュンヌ側は、ミカグラカップ決勝の場で悪夢を起こすと宣告する――。

わけあって、ハーフタイムショーへの出演が決まっていたチームBONDは、リュンヌ側がしかける「アップルパイ・ボム」の脅威から、罪なき観客たちを守ることになるのだが……。

ハッ。ドギーが誰彼かまわず救いたがるのはいつものことだ。いつもおかしいってことだがな
サッカーも菓子も、夢の象徴ってね。それが悪夢に変わっちまうのは、ちと見るに忍びない
私自身、マフィアには思うところがありまして。礼節を知らぬ外道どもには、ぜひとも悪の鉄槌を
BeastおよびOutwitter、NinjaならびにDoggie。行こう、みんな。――キックオフだ!

熱気と陰謀にまみれた極秘ミッションが、今、満を持して明かされる!

キャラクター紹介



●望月 満(もちづき・みつる)
「いよいよ腐り果てたな。いいだろう――言葉通りの決勝だ。私がこの手で終わらせてやる」
だんごを中心に扱う和菓子チェーンの社長。有力なサッカーチーム「望月FC」のオーナーも務めている。その正体は、マフィアのドン。
性格は厳格で保守的。闇社会の人間なりに一本筋が通っており、言動に重みがある。めったに表情を崩さない。


●プレーヌ・リュンヌ
「先に反則したのはヤツだ。こっちだけフェアプレーしたってみじめに殺られるだけだろうが!」
アップルパイで人気を博した洋菓子チェーンの代表。有力なサッカーチーム「リュンヌFC」のオーナーも務めている。その正体は、マフィアのドン。
粗野で血の気が多い。口調もラフなので、シンプルにガラが悪く見えるが、よく笑いよく怒る情熱家。革新を好む。

キーワード紹介

●スポーツ街
ミカグラ島にある都市のひとつで、「劇場街」「カジノ街」と並ぶエンターテインメントの街。
その名のとおり、スポーツの大会やイベントが目玉の街だが、実はスイーツでも有名。名物のだんごやアップルパイを目的に訪れる観光客も多い。

●ミカグラカップ
賞杯をかけた、ミカグラ島最大のサッカー大会。スポーツ街の望月スタジアムで行われる決勝戦では、「望月FC」と「リュンヌFC」が激突する。

●3色だんご銃
3色だんごの形をした注射筒を射出する銃。独自に開発された3種の毒は、標的に悶死の苦しみを与える。

●アップルパイ・ボム
アップルパイの形をした爆弾。かわいらしい見た目とは裏腹に、ビルがひとつ吹き飛ぶほどの威力を持つ。