大航海時代 Online Cruz del Sur
Chapter5 Menace of Ottoman
プロローグ
西暦1453年5月――。
アナトリアの小国に過ぎなかったオスマン朝は、

ついにビザンツ帝国の牙城・コンスタンティノープルを陥落せしめ、

バルカンとアナトリアのほぼ全土を平定する巨大国家となった。


双頭の鷲を地に伏した草原の狼は、いよいよ勢いを増し、

1538年のプレヴェザ海戦において地中海沿岸をほぼ掌握。

ヨーロッパ、小アジアのみならず、東南アジアのイスラム国へも援軍を派兵するなど、
巨大国家は興隆の時を迎えていた。


一方その頃、西の果てイベリア半島では、イスパニアとポルトガルがレコンキスタを完成。

半島の二国は、海路でのインド交易とオスマン朝の背後を突くため、

見果てぬ大洋の彼方へと躍起になっていた。


西の新興国の台頭が気に食わぬ草原の狼は、マルタ島、キプロス島を続けざまに襲撃。

狼の牙がいまだ地中海の喉ぼとけに突き立てられていることを知らしめたのだった――。
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