『真・三國無双アドバンス』では、２４のシナリオ(全１１ステージ)を舞台に戦うことになります。ステージには、三国志演義にも登場する有名な戦争を描いたものや、歴史の“ｉｆ”に迫るものなどなどがあり、さまざまなシチュエーションを楽しめます。三国時代を生きた英傑に成り代わり、すべてのステージで勝利を収めましょう。 赤壁の戦いでは諸葛亮が祈祷で風を起こしたり、黄蓋が策で魏軍を混乱させたりとイベントが満載。このように各ステージには、三国志演義にまつわるイベントが数多く盛り込まれている。   イベントには、“ある武将を守れ”とか、“敵将を撃破せよ”、といった任務を伴うものがある。どの敵と戦うかの判断と、戦闘パートをいかに短時間で終わらせるか、が重要になってくる。 漢王朝の腐敗により、大陸各地で反乱が起こる。太平道の教祖、張角(ちょうかく)は、朝廷に不満を持つ民衆を味方につけ、決起した。黄巾の乱の始まりである。朝廷は義勇軍を募って、乱の平定に当たる。その義勇軍の中に若き曹操と彼を支える将軍たちの姿があった。 黄巾の乱に乗じ、董卓(とうたく)は朝廷を乗っ取ってしまう。それに反発した曹操は「董卓討つべし」の檄文を諸侯に送る。檄文に応じた諸侯により反董卓連合軍が結成、両軍は虎牢関を挟んで対峙する。反董卓連合軍の先陣を任されたのは“江東の虎”こと孫堅だった。 董卓との戦いの後、劉備はなかなか地盤を築けず、各地を転々としていた。やがて同族の劉表の元に身を寄せるも、そこに曹操が進軍してくる。押し寄せる大軍から逃れるべく、劉備は一大撤退戦を敢行する。曹操に追いつかれる前に、荊州から脱出できるだろうか？