STORY

ファンタジーとして描かれる、
三国志演義アナザーストーリー

ときは、中国後漢末期。
政治の乱れで世は疲弊し、民による反乱軍「黄巾党」の台頭によって戦乱が絶えなかった時代。

常山に暮らす若武者「趙雲(ちょううん)」には、「雷斌(らいひん)」という歴史好きな幼なじみがいた。
ある日、人柱が出現したという“謎の祠”の噂を聞きつけた雷斌は、趙雲とともに黄巾の残党が見つけたその祠へと向かった。
残党の襲撃を警戒する趙雲をよそに、「歴史的大発見かもしれない」と心躍らせる雷斌。祠の中へと入った彼らが見たものは、氷柱の中に眠るひとりの少女の姿だった。

その後、突如現れた残党との戦いの中で目覚めた少女は、自らを「黎霞(れいか)」と名乗り、趙雲、雷斌とともに、壮大な冒険へと旅立つ。

暴君・董卓(とうたく)の専横と破滅、混迷きわめる群雄割拠、そして中国大陸を3つの勢力に分けた赤壁の戦い─。
三国時代に渦巻くさまざまなうねりの中、数多の英傑たちとの出会いや別れを通して成長していく3人の物語。
それはやがて、時代を超越した伝説の戦いへとつながっていく。