要衝で繰り広げられる大陸規模の戦略

中華全土に存在する集落や地点が要衝となり、そこにさまざまな機能を持つ城塞を築いたり、軍勢を布陣させて備えることで、戦略上の要として使用できます。要衝にはレベルが存在し、レベルが高いほど、より強力な効果を持つ城塞を建築でき、建てた城塞の耐久度も上昇します。

大陸全土にある要衝には五丈原や夷陵など、三国志で有名な戦場もあります。
要衝の守備を固め、そこで敵軍の猛攻をしのぎ、別ルートから手薄になった敵の都市を攻撃する、といった戦い方もできます。
広大な中原には官渡や匡亭、白馬港など多くの要衝があり、どこに城塞を建築し、布陣するか、戦略の幅が広がります。
呉の都、建業周囲の要衝です。長江に接する港は要衝となっており、強力な水軍を布陣すれば脅威となります。
蜀の都、成都周囲の要衝です。山岳地帯にも要衝が存在し、蜀の地形的な堅固さがうかがえます。
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要衝に城塞を築いて防備を固める

支配下に置いた要衝には、軍事施設・城塞を建設できます。城塞には複数の種類があり、建築した城塞によって軍勢士気の回復速度が上昇したり、兵糧を補充できたりといったさまざまな効果を得られます。また、城塞上にいる軍勢が采配戦闘に参加した際には、城塞から支援を受けられます。

城塞“兵糧庫”は出陣元都市から兵糧を補給してくれます。長期間、布陣したい際に役立ちます。
兵糧庫がある要衝で采配戦闘をすると、本陣周辺の部隊は兵糧が減らなくなります。
城塞“防砦”は高い耐久度を誇り、この要衝で采配戦闘になった場合、戦場に“関”が設置されます。
防砦の効果により、敵部隊を関で足止め。要衝でも城壁を活かした防衛戦が可能になります。
城塞は港にも建設でき、他の要衝と同様に建設した城塞に応じた効果を得られます。
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要衝を活用した戦い方

周囲の状況を把握し、要衝にどのような役目を持たせるか。そして役目を果たすために、城塞をどう築いていくか。自らが立てた戦略に沿って、都市と城塞の連携を確立していきます。

劉備の支配下にある小沛が、呂布勢から多面的な攻撃を受けています。城塞で周囲の要衝を強化しておけば、多方面から侵攻してくる敵勢力にも少ない兵力で対抗できます。
袁紹の大軍を白馬港に引き付け、その間に手薄な甘陵に奇襲をかけます。白馬港には兵糧庫が建設されており、兵力的に有利な袁紹軍の兵糧切れを待つ作戦で臨みます。
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速さか強さか、進軍を巡るあらたな駆け引き

全国1枚マップの戦略性をより活かすため、行軍中に徐々に士気が減少する軍勢士気を導入します。長距離の行軍を行うと軍勢士気は大きく低下し、戦闘力が大幅に低下します。なお、軍勢士気は要衝上で待機すると回復します。
これにより、軍勢士気の回復を待って万全の態勢で攻める、軍勢士気は低めだが機を逃さず強行するなど、戦闘での駆け引きの幅が広がります。また、軍勢士気が低下した敵軍を狙って優位に戦う、といった手も取りやすくなります。

軍勢士気は兵力の下にあるバーで確認できます。士気が下がるにつれ、緑→黄→赤→グレーの順で色が変化します。
私兵を率いた孫策と正規軍を率いた劉備が建業を攻撃しています。行軍や戦闘により、軍勢士気に差が出ています。
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君令 個性を色濃く反映した
君主ごとの戦略方針

君令は君主の威名に応じて打ち出される、勢力ごとの方針です。君令にはさまざまな種類があり、勢力全体の内政、軍事、外交に正負の効果を及ぼします。特に武将固有の威名に応じた君令には、その君主ならではの戦略が勢力動向に強く反映されます。

固有威名魔王を持つ董卓の君令は酒池肉林。毎季節、内政が低下する代わりに金と兵糧の収入が大きく上昇。要衝の制圧や都市城門の破壊速度も強化されます。豊富な金と兵糧を活かして、勢力を一気に拡大できます。
固有威名超世之傑を持つ曹操の君令は唯才是挙。配下の功績量(出世の速さ)や、兵の訓練時の成果を上昇させます。高い階級の配下を増やして任務状を増やしつつ、兵の熟練を高めることで、内政と軍事の両面で優位に立てます。
固有威名義心昭烈を持つ劉備の君令は大徳顕示。人口の増加速度、および負傷した兵の回復速度が大きく上昇します。少ない都市数で大兵力を動員でき、傷兵の回復速度も相まって、小勢力でも大勢力と対等にわたり合えます。
固有威名小覇王を持つ孫策の君令は勇往邁進。行軍中の軍勢士気の低下が軽減され、要衝の制圧や都市城門の破壊速度が強化されます。速攻による急速な勢力拡大が可能な反面、内政面での強化がないため、持久力に欠けます。
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勢力の拡大とともに君令も強化

プレイヤー以外の君主は、勢力の拡大とともに威名が成長します。威名が成長すると、君令も変わり、効果が大きくなります。ゲームの展開に合わせて、ライバル勢力も着実に強くなっていきます。

1都市しか持っていない190年の袁紹の威名は名将で、君令は英姿颯爽。訓練成果と人口増加に利点があります。
10都市を保有する200年、袁紹は固有威名名家頭領、君令耀武揚威に成長。内政と軍事に利点が拡大しています。
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災害 勢力の伸展を左右する抗えぬ存在

新要素として、毎季節ランダムに発生する災害が追加されます。疫病、洪水、いなご、豊作の4種類が発生し、都市の人口を減少させたり、兵糧の相場を高騰させたりとさまざまな面に影響を与えます。

疫病は毎季節、低確率で発生します。発生都市の人口や兵役人口が減少し、武将が発病することもあります。
洪水は4月に発生することがあります。発生都市の兵役人口と城門の耐久が減少し、都市周辺の城塞が破壊されます。
いなごは1、4、7月に発生することがあります。いなごが大量発生して兵糧を暴食し、発生都市の兵糧が減少します。
豊作は7月に発生することがあります。発生都市の兵糧収入が大きく増加します。
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※画面は開発中のWindows®版のものです。

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