さて次は、もうひとつのメインモードである競闘に挑戦。
えー、最初に断っておきますが、自分はかなりの負けず嫌いであります。対人戦はもちろん、相手がCOMであっても負けることは許されない星の下に生まれているのです。
…ということで、気持ちよくプレイをするためにも勝てそうなコースを選択しなくては。

ー5分経過ー
よし、“奪取”にしよう。相手より早く宝物を集めるのが目的ということは、足の速いキャラクターが有利に違いない。プレイする前に勝利の二文字が見えてきたぞ。
「美しく商人に袋と宝箱を届けましょう(心の叫び)」
頼むぜ! 張コウ!!
しかーし、ここで手を抜くような甘ちゃんでは、完璧な勝利は得られない。念には念を入れる意味で、対戦相手を鈍足の許楮にする。これでどう考えても負けはない。コーエー敗れたり!
 予想した通り、順調に宝物を集めていたが、しばらくすると張コウの走りに異変が…。なんか足取りが重くなったような気がするなぁ。こんなときこそ資料に目を通さねば(事前に見ろ)。なになに、足の速いキャラクターは、持てる宝物の数(重量)が少なく、スピードも激減するって! 
 ジーザス、だが、こんなことで童謡じゃなかった動揺するようでは、ゲームライターはつとまらない。なるべく商人の近くで宝物を集めればいいだけのことじゃないか。
…って、商人たら移動を開始してるし。でもって「TIME UP」。
「どうです、勝ちました?」
と、うしろから担当者さんの声。
えっ、結果ですか? も、もちろん勝ちましたよ。いや、本当に。
間違ってリセットさえしなければなぁ。1P勝利の勇姿を見せられたのになぁ、残念、残念。突き刺さるような、担当者さんの冷たい視線を浴びつつ、今回のファーストインプレッションは終了です。お粗末様でした。トホホ。