メカ対決を制したＵ−１とプーマの上空を制圧する、１隻の宇宙船。船底から映し出されたホログラフィに、グラビリン帝国の支配者・ゾーイと、その愛猫・眠眠の姿が浮かび上がる。初めて本当の敵の実体を目にしたＵ−１は、改めてギタル星に向かった。

だが着陸の直前、ウーハージェットのエンジントラブルのため、Ｕ−１たちはギタル星の海に墜落してしまう。
それにしても主人公が「墜ちる」シチュエーションの多い物語である(笑)。

岸にはい上がり、たき火で暖をとるＵ−１。やがてギタル星の夕暮れが訪れ、中空にはふたつの月がかかっていた。

ひとりの少女がＵ−１の前に現れる。
「月を見ようと散歩に来た」という少女＝キラと語らい、岸辺で拾った古いギタルをつま弾くＵ−１。わりと人見知りせず会話ができるのは、彼女にピコちゃんの面影があるからか。
……なんか非常にいいムードである。

だれだ？「このゲームと主人公キャラにそぐわない、イレギュラーステージ」とかいってる奴は。
敵地で思いがけず得た、つかの間の安らぎ。ここは「しっぽり」しましょうや……。