STORY−Stage03
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敵とはげしい空中戦を演じたU−1とプーマは、森に不時着した。いつの間にか日はとっぷりと暮れ、なんだか不気味な雰囲気である。
プーマはU−1に、「ギタルマン」としての使命を必死に説くが、U−1はろくに聞こうとしない。気楽っちゅーか脳天気っちゅーか、これはこれでなかなかの大物ぶりではある(笑)。

そのころ、続けざまに2人の戦士を失ったグラビリン帝国は、強力な第3の刺客を送り込もうとしていた。彼らにとって、U−1の持つ「伝説のギタル」は、それほど重要なものであるらしい。
「伝説のギタル」を奪い、その未知なる強大な力をもって、全宇宙をも征服する……それがグラビリン帝国のシナリオなのだ。

森では、U−1がプーマに「そういえば、オマエいつからウチにいるんだっけ?」とたずねていた。実は自分のルーツについて考えたこともなく、何も知らないことに気づいたのだ。プーマはこれに答えながら、森にひそむ敵の接近を察知していた。
「来たぞ!」
もはや甘い夢を見続けることはかなわない。U−1は否応なしに、敵との苦しい戦いへと巻き込まれていくのだった……。