平素より『信長の野望 Online』に格別のご愛顧を賜り、深く御礼申し上げます。
かねてよりお伝えしておりました大型アップデート“覚醒の刻”(かくせいのとき)を、12月17日(水) 定期メンテナンス後に導入いたします。ここでは“覚醒の刻”で導入される各要素の意図をご説明いたします。
“覚醒の刻”特設サイトも併せてご覧ください。

『信長の野望 Online』らしい大型アップデートを構想する際に、重点を置いたのが“九州三国志”や“高千穂”とは必要とされる戦法が異なるダンジョンの導入でした。攻略コンテンツは、キャラクターの職業特化によって得手・不得手が表れてしまいます。幅広いキャラクターが活躍できるためには、方向性のそれぞれ異なる攻略コンテンツを用意すべきであるという判断から、新ダンジョン“凶神の冥宮”を導入することとしました。

2004年12月、拡張パック「飛龍の章」で実装された“根の国の異変”は、それまでの敵とは段違いの強さを持つボスNPCと、死生観をテーマにした特異なストーリーによって、長らく『信長の野望 Online』世界の最難関ダンジョンの座を占めておりました。“凶神の冥宮”もまた、最難関に相応しい強烈なボスNPCと特徴的な人物を配したストーリー、そして苛酷な戦いへ共に挑んだ多くの仲間たちによって、プレイヤーの皆さんの記憶に強く留まるダンジョンとなるでしょう。
本年12月15日は「飛龍の章」適用から4年目となります。再臨した“八雷神”の導く死と再生の道行きを、是非ともお楽しみください。

“覚醒の刻”を象徴する新能力が“技能覚醒”です。RPGの主要な楽しみとして、プレイヤーの分身となるキャラクターの育成強化があります。強化の手ごたえと育成のゲーム性を、わかりやすいシステムで実現することを本仕様の使命としました。“技能覚醒”は、実装している技能を戦闘で得られる“技能経験値”の蓄積によって、その技能の神髄へと昇華させていけるものです。
覚醒することで驚きの性能を発揮する技能。より可能性が広がる実装技能の組み立て。本仕様の導入は、発見に満ちた新たな地平を開くものとなるでしょう。 また、“技能覚醒”の効果にはキャラクターへの能力付与もあります。これによって技能本来の効果に加えて、装備品のようにキャラクターの能力を底上げする効果も有するわけです。“技能覚醒”は、キャラクターカスタマイズの一環としてもじっくりお楽しみいただけます。

2004年12月、拡張パック「飛龍の章」にてレベルキャップを50から60へと開放しましたが、今回のレベル65への開放は、そこから数えて実に4年ぶりとなります。この4年間、レベル以外の成長要素を順次追加してきましたが、レベル60に到達したキャラクターにとっては、経験値を必要としない状態が続いていました。
ゲーム内の調査により、嵐世記を除くワールドではレベル60に達したキャラクターが相当の割合を占めること、レベル60到達までに掛かる時間が大幅に短縮されていることを確認しました。そこでこのたび、レベルキャップを65まで引き上げることにしました。
加えて、装備品強化の新要素として、神秘石・付与石のステータスを伸ばす“強化石精錬”を追加します。これまでの限界を超えた能力を身に付けて、“凶神の冥宮”にチャレンジしていただければと思います。

2008年12月17日 追記
レベルキャップ開放に合わせて、ほぼ全てのフィールド・ダンジョン(※)で得られる経験値を大幅に増加させます。レベルキャップ開放後は、レベルアップ自体も冒険する目的や楽しみとしていただけるようなバランスで設計しています。そのためレベル61以上の成長に必要な経験値は、60以下と比較してかなり多くなります。その必要な経験値に対して、旧コンテンツの獲得経験値が新コンテンツに比して著しく少ないため、これを是正し、旧コンテンツの獲得経験値を底上げすることが、この調整の目的です。
※“九州三国志”、“高千穂”、“新参者ゾーン”、全国の町を除く全てのフィールドとダンジョンが対象です。

11月27日(木)より、テストワールドにて先行公開した“特化バランス調整”について多くのご意見をいただきました。ご協力いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。

先行公開の結果、大きな調整方針についてはご評価いただけたものと判断いたしましたので、消費気合などの細目についての調整を行い、本ワールドに適用いたします。なお、“覚醒の刻”適用以降も、バランス調整は随時行っていきます。

今後とも品質向上に努め、新たな楽しみを提供できるよう励んでまいります。
『信長の野望 Online』を末永く御愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。

それでは次週、大型アップデート“覚醒の刻”を皆様の下へお届けいたします。
いましばらくお待ちください。