2007年「東西対抗大合戦」全般について

アンケート回答者の「東西対抗大合戦」参加率は75％を越え、このイベントが多くのプレイヤーの皆様から期待されていることがわかりました。「参加していない」理由に報酬の魅力を挙げる方が多いことから、今回の報酬に問題があったことと、「東西対抗大合戦」の報酬への期待が大きいことが読み取れます。また、「東西対抗大合戦」の開催期間は現状の２週間を適当とお考えの方が多いこともわかりました。

「固定大筒」について

「固定大筒」の自動砲撃自体はそれなりに評価を得ているものの、そのエフェクトや設置の手間などに問題があったことがわかりました。要害防衛手段の1つとして、昨年の兵種とは趣を変えて実装しましたが、通常の合戦とは要害の意味合いが異なる「東西対抗大合戦」では、有効に活用しにくかったものと受け止めています。

「逆茂木」について

「逆茂木」は、陣取り戦において戦略要素を拡張するものとして実装しました。「固定大筒」と同様に「東西対抗大合戦」における要害の奪取と防衛の意味が通常合戦ほど大きくないために、あまり有効に活用されていませんでした。しかし、合戦における戦略行動の拡張要素としては、まずまずの評価であったと受け止めております。設置の手間など、ご指摘いただいた点を踏まえて今後に活かしたいと考えています。

「武勲ポイント」について

対人戦をメインに楽しんでいただくのが当初からの「東西対抗大合戦」のテーマでしたが、今回は武将ＮＰＣを一新したことから、ＮＰＣ戦においても武勲ポイントを入手できるようにしてみました。これは高い評価を得られましたので、次回の参考にしたいと考えています。

「報酬」について

今回の報酬は新しいグラフィックのものを用意しましたが、昨年の「東西対抗大合戦」と比べるとバリエーションが少なすぎ、プレイヤーの皆さんのニーズに応えきれていなかったと大変反省しております。限定配布というイベントアイテムの性格から、あまり効果の高いものを用意するのは難しい側面もありますが、その制約の中で皆さんのニーズを的確に把握した報酬を、今後考えていきたいと思います。

「配布装備」について

「配布装備」に関しては、過去に行われた「東西対抗大合戦」での反省を踏まえて調整してきた結果、アンケート項目中、最も高い評価をいただくことができました。「気軽に楽しめる合戦イベント」のコンセプトに合致した要素なので、今後もよりよい形で調整していきたいと考えています。

2007年「東西対抗大合戦」総評

「東西対抗大合戦」も４回目を迎え、改善を重ねた結果、高い評価を得た部分もありましたが、イベント報酬への不満と、新要素の兵站があまり有効活用されなかったことから、平均以下の総合評価となったと認識しています。「東西対抗大合戦」は毎年恒例のイベントですので、昨年の「東西対抗大合戦」と比較されてのご意見もおありかと思いますが、この評価を原点として、次回の「東西対抗大合戦」及び、これからのイベントやキャンペーンなどに、この結果から得られたものを反映し、より良い運営を目指していきたいと考えています。

これからも『信長の野望 Online』をご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。